ブラックでも苗字や住所が変わればお金が借りられる?
「ブラックでも苗字や住所が変わればお金が借りられる?」と質問している人が居ますが、これは、「結婚して住所や名前が変わったら、またお金が借りられるようになるの?」ということならまだ良いのですが・・・
どうしても、ブラックになるというような切羽詰まった状況に追いやられると、良からぬことを考えてしまうわけで。
偽名を使ってキャッシングの申し込みをしようとしたり、バーチャルオフィスの契約をして、実際には住んでいない住所を書けば審査に通るのでは?と思ったり。
賢明な読者の方ならおわかりだと思いますが、こんなことをしても、すぐにバレてしまいますし、書類を偽造したなんていうことになれば、最悪捕まってしまいます。
だけど、そこまでして「お金を借りたい」と思うこともあるのはわかります。
「なぜブラックになっても、また性懲りもなくお金を借りようとしているのか?」ですが、債務整理をしても多重債務に陥っていても、お金が必要なことはあるのです。
お金って面白いもので、あるところに集まってくるものなんです。
寂しがり屋なんだということも聞いたことがあります。
だから、お金持ちってそんなに働かなくてもお金が入ってくることが多いんですよね。
なーんて、愚痴を言っていても始まりません。
お金がなければ何とかしないといけないのですから。
「今日食べるものを買うお金が無い」ことの惨めさは、さんざん書いて来ましたが、そんな時は見栄もプライドもかなぐり捨てて、ただただお金が欲しいの一言なんです。
「どこかでお金が借りられないだろうか?」と思ってしまうのも仕方のないことかも。
今でこそ、「そんな時には借りるよりもお金を作ることを考えた方がいいですよ」と言えますが、多重債務時代や債務整理直後は、そんなことは全く考えられなかったのですから。
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それでも、多重債務になったり債務整理をしてブラックになってしまうと、本当にどこからもお金が借りられなくなってしまいます。
「きれいにそっぽ向かれる」という感じでしょうか?
まさに四面楚歌。
そうなると、どうにかして借りられる裏技情報はないものか?と探してしまいますよね。
そんな中見つけたのが、「結婚して住所や苗字が変わると、お金が借りられる」という情報でした。
冒頭で書いたような悪巧みではなく、たまたま住所や苗字が変わってしまったら、信用情報もまっさらになって審査にも受かるのではないか?ということ。
個人信用情報機関に載せられている情報は、名前や住所から検索されるので、名前が変わった後にクレジットカードやローンの申し込みをすれば受かることが多い、というわけです。
「なるほど〜」と思ってしまうでしょ?
ただ、これもクレジットカード会社や信販会社によりますし、運良くクレジットカードが作れたとしても、何らかの理由でバレた時には、即刻カードの返還を求められるでしょう。
だいたい、住所や名前、勤務先が変わった時にはクレジットカード会社などに届出をすることが義務付けられていますから、それを怠ったということで二度と信用されないことも考えられます。
つまり、そのクレジットカード会社とは二度とお付き合い出来ないということ。
また、わざと届出をしなかったということで、悪質と見られた場合、最悪訴えられることもあり得ますので、やっぱりそんなことは考えない方がいいのかな?と思いますね。
たまたま名前や住所が変わった場合、「なんとかなるかも?」と思ってしまうお気持ちはわかりますが、止めておいた方が賢明でしょう。
今はすべて顧客情報はデータ化をしてる時代。
ということは、調べれば何でもわかってしまう時代とも言えます。
多重債務や債務整理という辛い時代を過ごしたからこそ、これ以上危ない橋は渡らない方が良いと思いますよ。