キャッシング業界の裏側!怪しい金融業者を見破る方法は?

こんな消費者金融は危ない

無審査キャッシングはあるの?

多重債務者やブラックになってしまった方にとっては、「無審査キャッシング」なんて願っても無いことだと思うでしょう。

この無審査キャッシング、以前はよく耳にしていましたが、今はどうなんでしょうか?

手を変え品を変えて、同じような金融商品が出回っているのかもしれません。

多重債務で借金を返す当てがなく、その上総量規制後は新たな借入れが全くできなくなった人にとっては、「無審査で借りられる」というだけで、飛びついてしまいそうになるのですが・・・

 

「無審査」に飛びついてはいけない

よく考えればわかることですよね。

融資をするのに、審査を全くしないということ自体おかしいことです。

審査があったとしても、形ばかりでほとんど通ってしまう業者も同じ。

闇金融とつながっているので危険!

やはり「闇」もしくは「闇金融」と言われるところと繋がっている会社と言わざるを得ないでしょう。

申込先の電話番号が明らかに携帯電話のものであるなら、その金融商品や会社は信頼できないものという可能性が高まります。

テレビでも以前取り上げていましたが、住所自体架空であることも多いとか。

今は、バーチャルオフィスとか住所のみ借りられる時代ですから、どうにでもなりますよね。

 

オフィス-債務整理体験談

住所が都心の一等地とかだと、逆に怪しんだ方が良いかもしれません。

よく聞くのが、例えば豊島区池袋○丁目○番地とか、いかにもありそうな番地なのに、そもそも「○丁目なんて無いじゃん」というケース。

これは、ネットで調べればすぐにバレますが、巧妙に番地名だけを架空の数字にしてあったりすると、わからないこともあります。

とにかく、「何かおかしい」と思ったらお金を借りない、という気持ちでいた方が良いです。

闇金融かどうか見分ける方法は?

闇金融かどうか見分ける方法のひとつとして、「貸金業登録番号を確かめる」という方法があります。

消費者金融などでよく目にする「東京都知事(3)第◯◯◯◯号」というものなのですが、このカッコ内の数字が大きいほど、営業期間も長く信用できると言われています。

この「東京都知事」の部分は、各都道府県で違っているのですが、その金融業者の営業所が他県にもある場合は「関東財務局長(3)第◯◯◯◯号」というように表示されます。

言い方を変えれば、この表示形式以外は怪しい業者ということになるのです。

この消費者金融の登録番号について、詳しく解説している記事がありました。

「消費者金融を選ぶ際には、必ず確認しなければならない番号があります、それは登録番号です。

消費者金融の広告には、必ず財務局長や都道府県知事が発行する登録番号というものが記載されているはずです。

インターネットのサイトであっても、ティッシュに書かれた広告であっても、新聞の折り込みチラシであっても、この番号は必ず記載されることになっていますので、消費者金融を選ぶ際のポイントの1つとして、この登録番号がしっかりと記載されているかどうかをチェックする必要があります。

もし、確認した後に登録番号の表記がどこにも見当たらないという状況であれば、それは正規の消費者金融ではなく、まともな消費者金融では無い可能性があります。

怪しい金融業者に騙されない

具体的に、消費者金融の登録番号とはどのような形式の番号なのかをご紹介したいと思います。
例えば、多くの消費者金融では「都(6)第○○号」というような番号がついています。

この番号の意味は、「みやこ」とは東京都を意味しています。

そのため、営業所は東京都内にしかありません。

全国に営業所がある消費者金融になると、「○○財務局長」のような表記になるはずです。

そうなると、日本全国にたくさんの消費者金融の営業所があるということになります。

消費者金融の登録番号の数字が大きければ大きいほど、その消費者金融会社の営業年数が長いということを覚えておきましょう。

消費者金融を選ぶ際のポイントとして、まずこの登録番号を確認することが挙げられますが、確認しないとどうなると思いますか?

登録番号を確認しないと、その消費者金融は国の認可を受けていないため、法外な金利で融資を受けることになります。

法外な金利のローンを返済するのは難しく、利用者の負担は重くなります。」

ということで、消費者金融を選ぶ時には、重要なチェックポイントになりますね。

私が目にしたある金融業者は、明らかにこの表示とは違い、カッコ内の数字もデタラメな感じがしたので、他の項目も見てみると・・・

やっぱり、問い合わせ先の電話番号は携帯番号でした。

住所も、いかにもその地方の一等地の住所なのですが、実態はわかりません。

ただ、印刷された紙にビルの写真と共に、賃貸業登録番号として書かれていれば、信用してしまう方も居るでしょう。

甘い言葉につられて違法な業者から融資を受けてしまえば、その後は返済要求がエスカレートします。

数万円のお金が数十万に膨れ上がるのは時間の問題です。

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そうなるともう、債務整理もできなくなりますから、その前に思いとどまることが必要です。

多分、これだけ不況で、お金を借りられない人も増えているのですから、こういった業者が増えることはわかりきっていますよね。

現に、取立てが比較的緩やかな「ソフト闇金」の数は、急増していると言われています。

多重債務者だけでなく、震災などで直接被害に遭わなくても会社が潰れたりして職を失っている方も多い今、お金に困っている方の深刻度も増していると言えます。

私も経験があるので、つい騙されてしまいそうになる気持ちもわかります。

多重債務になったりブラックになってしまうと、将来のことよりも、明日のことしか考えられなくなることも。

それでも、やはり思いとどまってください、としか言えません。

切羽詰った時に、安心して借入れができる公的資金の普及が望まれますね。