債務整理中にお金が必要な時に使える裏技は?なんて怪しいタイトルですが、そんな裏技を求めて、私のサイトにきてください方も多いのです。
債務整理中に借金するなんて、普通の人から見たら自殺行為に映るかと思います。
それでも、どうしてもお金が必要になるのも、この債務整理中に起こることが多いということ。
いや、この時期だからこそ、一番生活が苦しいということも言えます。
債務整理後の生活については、思っていた以上に普通に暮らせて、表面上は落ち着いています。
一番良いのは「借金の取立て」が無いことでしょう。
当時は、それこそドラマの一シーンのように、かかってくる電話すべてに怯えていたような気がします。
電話の音が鳴る度に心臓がドキドキし、しまいには、電話の回線を切ってしまったことも。
あっ、さすがに、ハサミで線を切ったわけではなく、接続部分を取り外しただけですけどね。(小心者なので、思い切ったことはできません。)
当然、パソコンも繋がらなくなって、仕事もできなくなるので、すぐに繋げましたが。
多重債務時代も長く続けていると、滞納も度重なるようになり、返済日を少し過ぎただけで、容赦なく電話がかかってくることもありましたから。
よくドラマとかで見かけるような汚い言葉で罵られたり、なんていうことはなく、淡々とした事務的な電話なのですが、それでも、抑えた声がドスが効いているように聞こえて怖かったですね。
まだ小さかった子どもが、ひとりで留守番している時にかかってきたこともあり、「怖いおじさんから電話があった」と言われると、本当にかわいそうになり、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
まだ小さかったので本当のことはわかっていなかったとは思いますが、トラウマになっているのではないか?と不安になります。
そんな取り立てが、債務整理申請時からピタッと止んだのはとても嬉しかったのですが、やはり「生活が苦しい」ことに違いはありません。
特に夫が失業状態になり、毎月の収入がほとんどゼロにという状態になった時には、もうどうしたらいいのかわからなくなりました。
今まで無視し続けていた「ブラックでも債務整理中でもお金を貸します」という金融業者からのDMでさえ頼りにする始末。
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債務整理を依頼していた弁護士の方から、「そんなところからお金を借りたら、最悪債務整理できないこともありますよ」と釘をさされていたのにもかかわらず、丁寧に取っておいたみたいです。
最近、書類の整理をしていたら、そんな怪しいDMがザクザク出てきましたから。
本当に、弁護士さんがかなり強い口調で「借りてはダメ」と言ってくれなかったら、どうなっていたかわかりません。
だから、債務整理中にお金を借りる裏技を追い求める気持ちは、痛いほどわかります。
実際に「債務整理中の方はこの金融業者をお勧めします」なんていうサイトまでありますからね。
どうしても「もしかしたらブラックでも貸してくれるのでは?」と思ってしまいますよ。
すべてが闇金融ということではないのでしょうが、「ブラックでも借りられる」と大々的に紹介されている金融業者は非正規だと思って良いでしょう。
となると、生活福祉資金貸付制度のような公的資金に頼るというのが、一番安心なのかもしれません。
他にも、NPOや、地方自治体からお金を借りる方法などもありますので、いろいろ調べてみるのも良いでしょう。
必ず貸してくれるという保証は無いですし、障壁は結構ありそうですが、怪しい金融業者に手を出すのなら、一度はあたってみるべきだと思います。