債務整理後は現金のみの生活に
債務整理後は、ほぼ現金のみでの生活になります。
仕方のないことですが・・・
そんなことはわかっていたとは言いながらも、これは本当に不便なことなのです。
銀行にお金が入っていても、ATMでわざわざおろしてから買い物に行かなくてはいけない。
今時、ATMで自分の口座からお金をおろすだけでも、手数料がかかったりするんですよね。
100円ならまだしも、200円以上になると泣きたくなります。
債務整理をしているわけですから、銀行口座にもそんなにお金があるわけではなく、数千円単位でおろすのに、100円200円の手数料がかかると、痛いものです。
「こうやって、貧乏人ほどお金を失うことになるのね」と思ってしました。
ブラックでも作れるクレジットカードが登場！
それが、「VISAデビットカード」を発行してくれる楽天銀行やジャパンネットバンク、スルガ銀行などのお陰で、口座からお金を出さずにショッピングだけはできるようになりました。
これは、かなりありがたいことなんです。
だってブラックなのに、一括払いのみとはいえ「クレジットカード」して使えるVISAカードを持てるのですから。
最近では、VISAの他にJCBも選べるようになりましたし、他の銀行でもデビットカードを発行してくれるようになったので、本当に助かっています。
それでも、ローンが組めないという問題があります。
特に車のローンですね。
車のローンについては、何度かお書きしましたが、交通機関の発達していない地域に住んでいると、なにはなくとも「車」は必需品なんです。
近くにコンビニでさえない環境では、スーパーに行くにも、車がないととても歩いてはたどり着けません。
そんな環境でなくても、お子様が居たりすれば、軽でいいから車が必要になりますよね。
「債務整理したのに、車を持つなんて贅沢だ」と言われればそれまでですが、ないと生きていかれな
い環境だと、そんなことは行っていられません。
仕事にも行けませんから、車が故障して廃車寸前の状況になったら、死活問題なわけです。
だけど、自己破産でなくても、債務整理をしたら信販会社を通してのローンは5年から10年は組めなくなりますから、独自のローン(自社ローン)を組んでくれる中古車屋さんを探すしかありません。
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以前は結構あったのですが、最近は少なくなっているようですね。
だけど、ないわけではないので、ネットでも探せると思います。
ただし、「ブラックでも可」と大々的に広告を打っているところは、かなりの高利率をふっかけてくるところもあるということですから、ご用心。
自社ローンの仕組みとは？
まあ「独自ローン」ですから、利率がある程度高いのは仕方のないことなのですが。
車屋さんにとって、自社ローン(独自ローン)というのは、あまりメリットが無いですから。
あとは、田舎だったらお店の人と顔なじみになって、分割にしてもらう、という方法もありますね。
これはもう、信用してもらって分割にしてもらうわけですから、こちらとしても絶対に「返さなきゃいけない」というプレッシャーもありますから、かえって良いのかもしれません。
自社ローンに取り立てはあるの？
「取り立て」なんて物騒な気がしますが、一時期「自社ローンは○○ザが経営しているから、返済を怠るとすぐに取り立てられる」という話をよく聞かれました。
事実、悪徳業者と見られる業者もあるので、「絶対に無い」とは言い切れませんが、今や闇金融でさえ、表立った「訪問による取り立て」はしない時代なので、まず大丈夫と言えるでしょう。
ただ、1日２日の返済の遅れなら電話催促だけで済みますが、再三の電話催促にも関わらず全く入金しなかったり、１ヶ月近く放置するようになれば、電話だけというわけには行きません。
「車を引き上げられる」ことになるのです。
引き上げる期間は、お店によってマチマチで、中にはもっと待ってくれるところもあると思いますが、自社ローンを利用した場合「返済をある程度怠ると、車は取られる」と思ったほうが良いでしょう。
その上、車を売った金額と支払い残額の差額が請求されるので、車は取られるはお金は請求されるはで、大変なことになってしまいます。
契約者が払えないと、保証人に請求されますので、迷惑をかけることになってしまいます。
だから、自社ローンの契約は、他のローンよりも慎重に行う必要があるのです。
