「手っ取り早く稼ぐ方法を教えて!」という質問が多いですが、やはり世相を反映しているのかもしれません。
自然災害で生活が脅かされるかと思ったら、日本では今まであまり身近なことではなかったテロの脅威にも立ち向かっていかなくてはならない時代なのです。
こういう時って、どうしても世を儚むというか、努力しても無駄という気持ちになってしまうもの。
特に一度ブラックになってしまった人が、手っ取り早く稼ぐ方法を求める気持ちもよくわかります。
でも「手っ取り早く稼ぐ方法を教えて下さい」なんて、とても虫の良い話だと思いませんか?
苦労して働けと思ってしまいますよね。
求人情報を見ていたら、「日給1万円で日払いOKのバイト特集」というのがありましたよ。
まあ、力仕事でしょうけど、探せばあるもんなんですね。
「手っ取り早くお金を手にしたい」という言葉の裏には、「今とてもお金に困っている」という背景があります。
私も、多重債務時代や債務整理直後には、「手っ取り早く稼ぐ方法」にばかり目が行っていました。
多重債務になると、もともと生活が苦しいところに借金返済の重荷を背負っていますから、収入はいくらあっても足りない状態になります。
だいたい、「何で収入が低いのに、そんなに借り入れをしてしまったのか?」と思われるでしょうが、最初にお金を借りた時には、収入はまだそんなに少なくなかったのです。
それでも、親の病気でお金が必要だったということもあり、収入の範囲内では生活できずに、やむなく借金をすることになったのですが・・・
当たり前ですが、借金をすれば利息は日々増えていきますから、返す金額も多くなり、そのうち不況で仕事はどんどん減っていく、という。
まるで反比例のように、増える借金と減る収入。
そんな日々が続くうちに、借金の返済だけでなく、生活費の捻出も困難になってきます。
で、また新たな金融業者から借金を重ねてしまい、どんどん借金が増える日々。
ここまでくれば、立派な多重債務者なのですが、まだ認めたくないんですよね。
「少し借金は増えたけど、収入を二倍三倍にすれば済むことだから」なんて強がってみたり。
実際に、夫婦二人で、今までの二倍働くようにしましたが・・・
結局は、無理がたたって体を壊してしまいました。
私は、その時の後遺症からか、いまだに持病として残っており、病院通いから開放されません。
そんな状態になると、やはり「何か楽で手っ取り早く稼げる方法は無いものか」ということばかり考えるようになるんですよね。
怪しい情報商材に騙されたこともあります。
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ただ、副収入としてなら、ネットで稼ぐという方法も「アリ」だなとは思います。
ただし 「すぐに」とか「楽に」とか「簡単に」というのは当てはまらないですね。
それでも、体を壊して外では働けないような身になっても、収入が得られるのはありがたいです。
一番手っ取り早く稼ぐ方法としては、やはりネットオークションかメルカリかな、と思います。
すぐに大金を手に入れる方法なんて、宝くじにでも当たらない限り無理だと思いますが、比較的短期間にある程度の収入が入る可能性は高いです。
とにかく、不用品を売るなどして少しでも元でを作り、そのお金を自己投資に当てて、次の戦略を練る方法が一番だと思います。
不用品を売ると言えば、リサイクルショップの他、ネットオークション、また質屋さんでも買い取ってくれます。
質屋さんって、ちょっと敷居が高い気もするけど、リサイクルショップを併営している質屋さんだったら、行きやすいかもしれません。
ブラックになったりすると、どうしても「一攫千金」を狙ってしまいますが、やはり階段は一段づつ上らないと、途中でまた転んでしまいます。
最初は少しの金額でも、少しづつ増やしいてくつもりでいると、焦らなくて済むと思いますよ。
「すぐにお金が必要」ということが多いので、難しいのですが、「急がば回れ」の格言のように、近道ばかり探して無駄に時間が過ぎて行くより、回り道でも少しづつ前進する方が良いのですから。