沖縄移住に失敗する破産者の共通点とは?

債務整理体験談

朝ドラに借金はつきものというくらい、貧しくて身内が借金を重ねるシーンがよく出てきます。

 

 

貧しくなくても、「人生一発逆転」の考えで、夢を叶えるために借金したり。

借金そのものは「絶対悪」では無いと思うのですが、何の根拠もなく「俺は大物になるんだ!」という気持ちだけで都会に出て、博打や借金に走るのは愚の骨頂ですよね。

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数年前に放送していた「ちむどんどん」では、ニーニが、貧乏なのに働かず、お酒を飲んだ挙げ句に暴れたり、怪しい投資話に手を出したりしていますが、根底には「優しさ」があるとは言え、イライラしながら観ていた人も多いはず。

ただ、母と妹たちのために、一念発起してボクサーになって、借金全部帳消しにしたのはカッコ良かったですけど。

それでも、持って生まれた性格はなかなか治らないですから、今後もギャンブルに手を出すような不穏な空気は流れていますね。

沖縄と言えば、自己破産後「心機一転やり直す」ということで、沖縄に移住する人も多い、ということ。

確かに、借金にまみれていると「どっか遠くに行きたい!できれば知っている人が居なさそうなてころ」と何度も思ったことはあります。

だけど、実際に沖縄に移住してうまく行っている人は、どれだけいるのでしょうか?

私が知っている限り、「沖縄の自然に魅せられて」という理由で移住した人の定住率は高く、仕事や生活費の確保など経済的な問題もクリアしていれば、かなり満たされた生活をされているようです。

沖縄に移住してうまくいっている人は居る?

逆に、今住んでいるところから逃げるように移住してきた人は、仕事も見つからず、やっと見つかっても賃金が安くて生活できなくて、尻尾を巻いて帰る人が多い、ということ。

猛暑でも気温が36度以上になることはあまりなく、冬も暖かいですし、きれいな海と空をイメージしている分には、「日本のオアシス」のような気がしますし、実際そうでしょう。

生活についても「賃金が安いって言っても、着るものにお金がかからないし、暖房費もかからない。物価も安そう」と良い点だけに目を向けてしまうと、痛い目にあいますよ。

長寿県で長生きできそうだし、地元の方々も穏やかで親切というのも間違ってはいないですが、それは、あなた次第なのです。

移住しても、誰にも迷惑はかけず、経済的にも余裕があり、地域の方たちとの交流は惜しまず、ルールに則って生活してはじめて、どんな土地でも受け入れられるんですよ。

特に沖縄の台風シーズンは、慣れない人にとっては本当に地獄です。

また、「東京よりも最低賃金が低く、働ける場所が少ない。」というのも、何の宛も無く逃げてきた人にとっては、行く手を阻む材料になるでしょう。

ネットでも有名な話ですが、沖縄は本土から離れているため、破産したり犯罪を犯したりした人が逃げてくることも少なくないそうです。

で、現地の人が一番最初に聞くのが「なにか悪いことして逃げてきたの?」だということ。

そうあからさまに聞かないまでも、そんな人達ばかりに来られても、迷惑ですものね。

海外移住もですが、「ゼロから人生やり直し」というのは、相当な覚悟がいるものです。

「今住んでいるところを離れれば、なにか良いことがあるのでは?」なんていう甘い考えでは、何も解決にはなりません。

いや、今よりももっと悪い結果が待ち受けることでしょう。

「どこに行くか?」ではなく「どうやり直すか?」が問題なんですよね。