債務整理をしたら誰でも持てるデビットカードが便利
債務整理をした人にとってVISAカードは、憧れの存在と言っても過言ではありません。
とにかく、自己破産に限らず債務整理をしたらすぐにはクレジットカードは持てませんから。
特に自己破産では、最低でも7年～10年はクレジットカードが持てなくなります。
他のローンや融資もすべてNGということです。
でも、クレジットカードはありませんが、自己破産後すぐにでも作れるカードはあるんです。
それもVISAカード付きで。
それが「VISAデビットカード」ということになります。
※他にJCBカードやマスターカードも選べますね。
クレジットカードではないですが、一括払いで買い物をする分には、普通に「VISAカードで」と言えば使えますから、問題ありません。
その時だけ「クレジットカード」に早代わりというわけです。
ただし、ごく一部だと思いますが「デビットカード」だとVISAカードとして取り扱ってくれないお店もあるようです。
問題なのは、分割やローン払いができないことですが、もともとクレジットカードではないので、仕方のないことです。
デビットカードというのは、銀行に預金してあるお金の範囲内でしか使えないカードのことなので、当たり前なのですが。
コンビニなどに設置してある端末機にお金を預けて、その範囲内で買い物ができるデビットカードが有名ですが、このVISAカードの方が断然使いやすいです。
私が、多重債務の方や債務整理中の方に「即金で稼げる情報」としてご紹介している、ネットオークションでも、クレジットカードを登録しておくと便利です。
確か、クレジットカードを登録しておかないと使えないサービスとあったと思います。
また、ネットで買い物をする場合でも、クレジットカード払いにするとポイントが付きますし、すぐに発送してくれます。
銀行にある程度の金額を預けておけば、その範囲内であれば分割での利用も可能というようになれば、もっと良いのですが・・・
VISAデビットカードは、SURUGA銀行と楽天銀行、あとはジャパンネットバンクやりそな銀行などで作れます。
他の銀行でも対応しているカードもあり、デビットカード自体は増えている印象があります。
デビットカードが作れない？
クレジットカードではないので、審査は原則としてありません。
それでも、最近は時々「デビットカードが作れなかった」なんていう話も聞きますので、断られるケースもあるにはあるのかもしれません。
と言いますか、その場合は銀行口座自体が作れなかったという可能性が大です。
大手銀行では、架空口座を作って犯罪に利用されないように、口座を作る際にも簡単な審査が行われるところもありますから。
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ただ、自己破産した直後の方でも全く問題なく作れているようなので、そう心配することは無いでしょう。
「いや、私はちゃんとしたクレジットカードを作りたい」と言う方、自己破産直後に作るのは、やはり難しいです。
ただし、会社員の方で、給料振込みや公共料金を銀行口座振替にしている金融機関で発行しているクレジットカードを申し込めば、比較的早くクレジットカードを所持することができるという情報もあります。
いずれにしても、数年は無理ということですよね。
あとは、何度かご紹介している「海外の銀行でクレジットカードを作る方法」ですが、こちらも、最初はデビットカードからというシステムになっていることが多いようです。
その上、海外送金の手数料が高いとかさまざまな問題があるようなので、よく調べてから利用した方が良いでしょう。
バンドルカードも無審査で作れるカード
他にはバンドルカードがあります。
実際には、クレジットカードではなく、デビットカードに似たプリペイドカードということ。
スマホのアプリですが、発行手数料300円を払えば本物のカードを持つこともできます。
VISAが付いているので、お店では一括払いのみですが、クレジットカードとして使うことができます。
このカードのすごいところは、お金がなくても2万円までの買い物に使える点。
返済方法は、翌月末までにコンビニエンスストアで支払うことができるので、月初めに利用すれば、約2ヵ月後には返済すれば良いのです。
ただし、ネットショッピングにしか使えないので、お金は借りられません。
また、上限額が個別に設定されるようになったため、3,000円から上限額までしか利用できません。
手数料は1万円までが500円、1万円から2万円までが800円（消費税増税後は510円、815円）と、一般的なキャッシングよりも割高になっているところがデメリットと言えるでしょう。
5万円借りた場合、手数料は1,830円となります。
「ポチッとチャージ」には審査がありますので、5万円を気軽に借りられる方は少ないかもしれません。
それでも、スマートフォンの簡単な操作で事前にお金が借りられると考えれば、今までにない画期的な金融商品と言えるのではないでしょうか。
