お金がなくても借金整理が可能!法テラス相談の手続きを詳しく解説

借金をまとめるための賢い方法

JUGEMテーマ:借金返済

 

債務整理をしたいけど、本当にお金が全く無いので「できるかどうか心配」という方もいらっしゃるでしょう。

 

債務整理自体は、自分自身でもできますから、その場合は裁判所に支払うお金などの費用で済みますが、やはり「簡単に」というわけには行きません。

 

それ相当の覚悟が必要になるでしょう。

 

ネットで調べると、「思ったよりも大変じゃなかった」というような意見もあるようですが、借金の額やその方の職業、債務整理の種類によって違ってくるので、何とも言えないですね。

 

自分で自己破産する方法」みたいな書籍もあるので、予備知識として読んでおくのは良いかと思いますが、読んだだけで「じゃあ、簡単にできるのね」と思ったら、後悔するでしょう。

 

本を読んだだけで自力で債務整理することは難しい

 

いや、書籍が役に立たないということではなく、一度読んだだけでは難しいということ。

 

書籍プラス誰かに相談するとか、ネットで情報を探し回る、加えて行動力や判断力も必要になってくると思います。

 

私の場合は、弁護士さんに依頼したわけですが、依頼した時には本当にわずかな現金しか手元になかったです。

 

それでも、「分割払い」に応じていただけましたので、なんとか債務整理をスタートすることができました。

 

低収入の方などは、「法テラス」で相談すれば、立て替え制度を利用して債務整理費用を立て替える形にしてもらい、月々数千円づつ返済する、ということもできます。

 

法テラスというのは正式名称ではなく略名で、「日本司法支援センター」が正式な呼び名です。

 

ちょっと堅苦しくて覚えにくいことから、法テラスと言われているのですね。

 

要するに、「法的なトラブルを解決するために弁護士さんを雇いたいけど、費用が払えなくて頼めない」というような人を支援するところなんです。

 

だから、債務整理だけではなく、離婚調停などの依頼をされる方も多いということ。

 

無料相談も受け付けていますが、民事法律扶助と言って弁護士費用の立て替制度を行っているので、私達のように、「お金は無いけど債務整理したい」という方にとっても力強い味方となってくれるのです。

 

まあ、「お金が無いから債務整理する」ということも言えますが。

 

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法テラス」は、各都道府県にあると思いますので、調べてみてはいかがでしょうか?

 

 

ただし、収入がいくらくらいまでという決まりがありますし、扶助を受けられるかどうかの厳密な審査を受ける必要があります。

 

審査は、面接という形で行われるのですが、かなり突っ込んだことまで聞かれますので、準備が必要です。

 

とは言え、やましいことが無ければ、そんなにビクビクすることは無いのですが。

 

また、最近は、各弁護士事務所や司法書士事務所が独自に分割払いに応じてくれることも多いです。

 

もちろん、この場合は信販会社を通すわけではないので、審査なんて無いですよ。

 

最初に相談に行く時に、確かめてみることをお勧めします。

 

この時に「法テラス」を紹介してくれることもあります。

 

 

ただ、自営業者の方が自己破産する場合は、予納金が必要になってきますので、こちらがネックになることもありますね。

 

数十万円はかかります。

 

こちらは分割にはしてもらえないので、債務整理をスタートして、借金返済をしなくて済んだ時点で、その何分の一かでも、月々貯めていくしかないかもしれません。

 

いずれにしても、自営業の場合の方が、何かと厳しいということが言えますね。

 

こんなに頼りになる「法テラス」ですが、しっかりと新型コロナウイルス感染症で、債務整理の費用を立て替えてもらっても返せなくなった方などに手を差し伸べています。

 

現在実施中の法律相談について、変更や中止があった場合や、債務整理の立替費用が払えなくなった場合、月々の返済金額を減らす、あるいは一時支払いを停止するなどの対応をしてくれる、ということ。

 

何度か記事にも書きましたが、せっかく任意整理で和解しても、急に職を失って支払いができなくなることもありますから。

 

今回のコロナについてもそうですが、病気になったり失業したりした場合は、立替費用についての相談には乗ってくれますので、早めに連絡した方が良いでしょう。

 

電話でも相談に乗ってもらえるので、まずは「話を聞いてもらいたい」というところから始められますね。

 

相談可能なのは、平日の9時から21時で、土曜日は9時から17時(祝日、年末年始は休み)となっています。

 

特に、借金があって、日頃からお金が足りないのに、コロナウイルスの影響でパートの仕事が無くなり、収入が途絶えてしまった場合など、どうしても手軽なキャッシングに頼りがちですが、立ち止まって考えてみてください。

 

生活福祉資金も特例で受け付けてくれるそうですので、現在の状況を伝えれば、緊急貸付にも応じてもらえるかもしれません。

 

こんな時だからこそ、公共のサービスをうまく使っていきたいですよね。