「クレジットカード会社のリボ払いは超危険です。」というリポートを読みました。
「気が付かないうちにリボ払いになっている」と聞くと、ものすごく怖いことのようですが、デフォルトでリボ払いに設定されているケースが多い、ということなので、利用しなければ良いだけなのですが・・・
ただ、「月々の支払金額が少なくて良い」と言われると、どうしても利用してしまうんですよね。
リポートの内容としてはこうです。
“クレジットカード会社はキャッシングだけで利益を上げているわけではありません。
もう一つの方法として、誰もが知っているリボ払いという方法もあります。
リボ払いとは…。
簡単に言うと、分割払いのことです。
分割払いは…
商品の購入代金を何回かに分けて支払うことを指します。
例：10万点の商品を購入する
月に1万円だけ払うことにして、10回分と料金を分割する。
支払いを終えるまでの期間を延長することを意味します。
リボ払いで高額な商品を購入すると、毎月の支払いが少なくて済みます。
無理なく商品を購入することができますよ、と勧めているCMを目にしますよね。
○リボ払いのクレジットカードに乗り換える!今ならポイント2倍!
○リボ払いは毎月の返済額が変わらないから安心!
○リボ払いは毎月の返済額が変わらないので、無理なくラクラク返済できる!
といったように、メリットを全面に押し出して、カードユーザーにリボ払いすることを奨励しています。
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このようなキャッチフレーズは、確かにメリットはありそうですが、リボルビング払い＝借金の延長と考えると、立ち止まることもできるでしょう。
つまり、リボルビングローンを利用することで、毎月の支払いが少なくなるということだけでなく、借金の期間が長くなる＝利息の支払いが多くなるということ。
リボ払いは、毎月同じ金額を支払っているので特に気にならないという人も多いようです。
リボ払いで1つの商品の支払いだけをしていて、それだけで終わってしまうのであれば、そうでもないですよね。
自動引き落としですし、気にならないかもしれません。
だけど、ひとつの商品をリボ払い中に、どうしても欲しかった商品を購入してしまった場合、どうなると思いますか？
その場合でも、リボ払いを選択すると、毎月の引き落とし額が変わらないこともあるのです。
ひとつだけでなく、2つも欲しい商品が手に入ったのに、月々の支払いが変わらないなんてラッキー！とまで思ってしまうかもしれません。
たいていの人は、「月々の支払いが変わらないのなら」と大して気にしないのではないですか？
支払金額が増えるのですから、当たり前ですが、支払い期間がさらに長くなります。
これが、2つだけならまだ合計金額も、総支払額も把握できるでしょう。
でも、3個、4個、と増えていったら？
それでも、月々の支払額は数千円しか変わらなかったとしたら？
今月の返済額はあまり変わらないので、その借金は長いトンネルの中に入っていき、いつ抜け出せるかわからない無限ループのような世界に入り込んでしまうかもしれないのです。
購入した人は、どんどん利息を払うだけになってしまうのに気が付かない、という怖いことに。
いや、うすうす感づいていたとしても、すでに金銭感覚がマヒしてしまっている可能性もあるのです。
これがリボ払いがなかなか終わらないマジックで、超危険と言われる理由です。
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