カジノはギャンブル依存症を引き起こす?

借金をまとめるための賢い方法

まず、「パチンコ依存症は病気?」ということから。

「そんなことは言われなくてもわかっているよ。」という声が聞こえますが、普通アルコール依存症とかギャンブル依存症って、強い意志を持てば止められると思われていますよね。

そして、ご本人もそう思っているはず。

だけど、どのあたりがボーダーラインかということは的確には言えないのですが、ある一線を越えてしまったら、自分の意思で治すのは難しくなってくるそうです。

お医者さんとか専門家ではないので、詳しいことはわかりませんが、ただ、身内の行動を見ていても、思い当たる節はあります。

だから、やはり早めに治療することが大切なんですね。
ある程度症状が重くなってしまったら、もう自分の意思が効かなくなってしまうということです。

「気がついたら、吸い込まれるようにパチンコ店に入っていた」なんて、言い訳のようなセリフも、実際に起こり得るのですから。

そのまま数時間過ごしても、意識としては数十分くらいだそうですから、仕事も家庭も犠牲にしてしまうのもわかります。

ちなみに、世界的にも、こんなにパチンコ店があちこちにあるのは、日本くらいなのだそうで、「ついふらふらっと入ってしまう」原因なのかもしれないですね。

 

パチンコ依存症とカジノ法案

そして、このブログにも関係することですが、やはりお金が足りなくなって借金をしてしまう。

多重債務と依存症のふたつのトラブルを抱えてしまうことになるんですね。

とは言え、本人が自覚しないことには仕方がないこと。

借金依存症と同じように、治療とリハビリが大事だと思います。

でも、借金依存症についてはどうなんだろう?

こちらの場合は、ある程度恵まれた暮らしをしているのに、「借りられずにはいられない」という人はあまり聞かないですよね。

ということは、こちらの場合は「強い意志」を持つことが一番なんでしょう。
リハビリ中の私も頑張らないと!

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と、ここまで書いていて、国会で「カジノ法案(IR実施法案)」が可決されたとのニュースが。

カジノそのものが、一般の方々には馴染みの無いことから、「ギャンブル依存症を助長させる」という意見が多いですよね。

折も折、カジノで106億円も失い、巨額の資金を不正に借りた罪で服役していた元大王製紙会長の井川意高氏が、仮出所でインタビューに答えていました。

考えてみたら、日本で一番と言っていいくらいカジノを知り尽くしているわけですから、説得力はあるかもしれません。

いわく「日本でカジノをしてもうまく行かないだろう」と。

 

日本でカジノを作ってもうまく行かない?

 

主な理由として、「外国人VIPが巨額の借金をして負けたとしても、帰国してしまった後では、未払い分があっても取り立てることは厳しいだろう」ということ。

確かに、国内の借金取り立てだけでも大変なのに、海外では、司法ルールも違うし、泣き寝入りしてしまうこともあるでしょう。

まあ、私としては、依存症云々については、「やらなきゃいいのでは?」と思うのですが、借金まみれになった時に一攫千金を狙うには、好都合な場所のような気もするので、なんとも言えません。

一般の人たちは立ち入らないだろうな、と思う時点で、危険な匂いはしますけど。

追加:上記の文章は数年前に書いたものですが、日本経済も下降傾向が止まらないし、「ここらでカジノでも作って、経済を盛り上げたい」となるのは想定できたとして、今後、まだまだ問題が出てきそうです。

こんなニュースも

 

和歌山県が和歌山市への誘致を目指す「カジノを含む統合型リゾート施設」(IR)について、仁坂吉伸知事は4日の県議会一般質問で、国への「区域整備計画」の提出期限に間に合わせるため「4月に臨時議会の開催をお願いしたい」と話した。計画の提出までに、県議会の議決が必要となっているためで「何としても誘致を実現したい」と強調した。(yahooニュースより)

 

「私達の生活にプラスになるのか?」ということが、一番大切なのでは?と思うのですが。