債務整理後にジャパネットたかたのローン審査には受からない?
債務整理後にローンで家電などを購入することができれば・・・と切実に思うことが多い今日この頃。
特に、冷蔵庫などの家電が壊れた時に切実に思います。
ジャパネットたかたのテレビCMを見ていると、「月々3,000円のお支払いでOK」なんて言っていますものね。
そう。私もまだまだ債務整理してから日が浅いので、ローンはおろかクレジットカードの申し込みはNGなのです。
ローンとかクレジットカードの裏技ってあるのだろうか?と思ってしまうことも。
ローンなどの裏技はよく聞きますけど、結局は裏技とは言えないようなことが多いですよね。
「もしかしたら違法?」というような・・・
債務整理後にローンを組むということは、一見とっても無神経で自分勝手、また身の程知らずのように思われるかもしれませんが、本当にローンが必要になるシーンが度々出てくるのです。
債務整理をしたら、クレジットカードは持てないし、「お金を借りる」なんてもってのほか。
ましてや、ローンで何かを買うなんて考えられない。
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借金をしたことがない人や、ローンを一度も滞納したことがない人にとっては、そう思われるでしょう。
だけど、やはり贅沢はできなくても、生活はしていかなければならないのです。
家族を持っていればなおさら。
特に家族に内緒で債務整理をした人は、その後クレジットカードが持てなかったりローンが組めないことは、精神的にも追い込まれてしまいますよね。
債務整理後にローンを組む裏技があるとしたら、家族名義で組んでもらうか、あるいは「自社ローン」を組めるところを探すなどでしょうか?
あっ、自社ローンというのは、信販会社を通さないで独自のローンを組んでもらえることです。
自社ローンは家電でも使える
中古車店などが多いですが、家電などでも出来る場合があります。
あとは、事情を話して、個人的に分割払いにしてもらうということですね。(「自己破産しました」なんて正直に言う必要は無いですけど。)
地方のお店などでは、顔なじみになると、こういった交渉にも応じてくれるなんていうこともあり得ます。
場合によっては、「付けといて」の一言で済み、その後払える時に数回に分けて持っていく、なんていうことも許されたりするのです。
理想的なのは、「毎月節約してコツコツ貯める事」なのですが、実際のところ、その「コツコツ貯めたお金」ですら、生活費に消えてしまうことが多いです。
または、突発的な出費とか。
債務整理をした人のほとんどが、「贅沢な暮らしは望まないけど、普通に暮らせるくらいの余裕は欲しい」と思っているはず。
だけど、実際はそれもままならない状況なんですよね。
ジャパネットたかたのローン審査はゆるい?
家電ローンについて、「ジャパネットたかたのローンなら審査がゆるいので、誰でも通りますよ」なんて、まことしやかな噂も飛び交っていますが、そんなことはありません。
分割払いの契約は、セディナという信販会社が間に入るので、きちんとした審査があるのは当たり前。
ブラックでは受からないですし、年収が低いとか勤続年数が短い場合も落ちることが多いです。
冒頭にも書いたように、「ジャパネットたかた」のテレビCMでは、無金利キャンペーンだったり、「月々3,000円でOK」という宣伝文句が目立つので、誰でも審査に受かりそうな気がしてしまいますが、そうではありません。
実際に、任意整理後7年経ったという方が、6万円のエアコンと5万円の冷蔵庫をショッピングローンを組んで購入しようと申し込んだそうですが、あっけなく不合格だったそうです。
ちなみに、年収は300万円以上の派遣社員で、任意整理完済後は、支払いのトラブルはまったく無く、地道にクレヒスを積み上げていた、ということなのですが。
任意整理後5年以上経っていれば、ジャパネットたかたに限らず、家電系のショッピングローンには受かった、という体験談はよく見かけるんですけどね。
「任意整理した時に、セディナも債権者の中に入っていたからかな?」と思い当たるフシはあるそうですが、少なくとも「審査がゆるい」ということは無さそうです。
逆に「債務整理後5年も経ってないのに、ローン審査に受かった」という人が居るのも事実。
いずれにしても、憶測でしか無いですが、ジャパネットたかたに限らず、ブラックだからと言って100%ローン審査に落ちるということは無いんですね。
まあ、レアなことではありますが、物の売れない時代ということを考えれば、十分あり得るのではないでしょうか?
自己破産後1年でジャパネットたかたのローン審査に受かる?
「自己破産した人が、1年後にジャパネットたかたの商品を分割購入することは可能ですか? 」という質問を見かけました。
で、代表的な回答としては以下の3つです。
「 自己破産すると、個人信用情報機関(CIC、JICC、JBA)に事故情報が登録され、免責決定から5年(CIC、JICC)、10年(JBA)を超えない期間、事故情報は消去されません。
そのため、クレジットカードやショッピングローン、借入などが審査に通らない可能性が非常に高くなります。
ジャパネットたかたの分割払いは、ショッピングローンになりますが、審査基準は各社独自の規定があり、個人信用情報機関の情報、属性、自社の情報等をもとに、総合的に審査を行い、判断しますので、すべての審査結果が同じになるわけではありません。
また、法律上、破産者へのクレジットカードの発行、ローン、借入は禁止されていませんので、クレジット会社の判断に委ねられていますが、上記の理由から、分割払いでの購入は難しいと考えられています。」
「7年くらい経たないと、まず無理かもしれません。
ジャパネットでの分割払いは、自己破産後8年くらい経ってから申し込んだら、可能だったという話を聞いたことがあります。」
「去年の話ですが、自己破産後2年経った友人が、ジャパネットに申し込んで審査落ちしました。
けっして高価な商品ではなく、2万円前後の製品です。
もっとも、商品が欲しかったわけではなく、比較的審査が緩いとされるジャパネットで信用を試してみたかっただけ、と言っていましたが。
いずれにしても、1年後というのは無謀だと思います。」
「ジャパネットと提携している信販会社はセディナです。
セディナは、三井住友グループのひとつなので、消費者金融会社の信用情報と、銀行会社の信用情報の両方をチェックするということ。
ブラックリストのようなものはありませんが、信用情報に事故記録が付いていれば、まず、不可能でしょう。」
ということで、自己破産後1年では、まず、どこのローン会社でも審査に通ることは難しいと思います。
ジャパネットたかたなら大丈夫なのではないか?と思う気持ちもわからなくは無いですが、ローン審査はどこも同じと考えたほうが良いでしょう。