借金でうつ病になったらまずは自分を大切に!自己ケアの方法を伝授

借金をまとめるための賢い方法

お金が無いと死ぬしかないの?

お金が無いと死ぬしかないの?」という質問が増えています。

確かに私も、借金まみれでうつ病になった時は「どうやって命を絶とうか?」ということしか考えてなかったと思います。

 

借金まみれで死ぬことしか考えられない

だから、安易に「そんなことは無いですよ」と否定する気は無いけれど、だからこそ、「本当にその方法しか無いのか?よく考えて」と言わずにはいられません。

よく、「我慢」と「諦め」は違うと言われますが、借金生活が長引いている場合にも当てはまりますね。

多重債務生活が長引くと、お金に関して我慢するようになり、それが当たり前になってきます。

ここまでは良いのです。

節約することにも繋がりますし。

ただ・・・

我慢の度合いがひどくなってくるのです。

あまりにもお金が無いときには、食べるものだって買えなくなりますから。

そうなると、心にゆとりどころか、精神的にも不安定になってくるのです。

そして、そういう生活が続くと、我慢がだんだん諦めに変わって行ってしまい、「どうでも良くなる」すなわち、努力をしなくなるんですね。

最初は頑張ろうと思うのですが、だんだん生活が荒んでくると、立て直すのが大変になってきますから。

このままで良い訳ではないけど、死なない程度に仕事をすれば・・・なんて話にもなりかねません。

気が付いたら、借金を背負う前よりも怠惰になってきた、という方も多いのではないでしょうか?

だいたい、食べるものが無くなり栄養が偏ってくれば、体だけでなく脳にも悪影響を及ぼしますよね。

食べ物が買えなくなると子どもの体にも影響が!

お子さんが居る場合はもっと悲惨になるので、「フードバンク」を利用するのもひとつの方法です。

テレビで紹介されていましたが、ごくごく普通に暮らされているように見える方でも「明日の食べるものが無い」状況におちいることだってあります。

「生活費が足りない時には、フードバンクのお世話になっている」というシングルマザーの方は、「とにかく子どもにひもじい思いをさせなくて済むようになって、本当に感謝しています。」ということ。

もともとはヨーロッパで、商品の品質に問題が無いにも関わらず、市場に流通しなくなってしまった食品を、生活に困っている世帯に使ってもらう、という趣旨から始まったものなので、「恵んでもらう」ということではないのです。

今、盛んに言われている「食品ロス」を少なくするためにも、この活動は続けて欲しいところ。

ただ、日本では、まだまだこういった制度を利用するのが「恥ずかしい」と思ってしまいますよね。

だけど、体を壊してしまってからでは何もできなくなるので、利用してみるのも「前に進む」活力になるのです。

また、思い切って環境を変えてみるのもひとつの手です。

そんなことをする気持ちの余裕もないのはわかっていますが、少しでも変えない限り今のまま、もしくはもっと悪くなるのは目に見えています。

何かひとつでも変えてみましょう。

借金を抱えてにっちもさっちもいかない場合は、債務整理をするというのも、環境を変えることにほかなりません。

債務整理すると「不幸になる」ということでは決してありませんが、概して「最悪の手段」とされるのも債務整理ですよね。

特に自己破産なんてしようものなら、「人生終わり」という烙印を押されそう、と思うでしょう。

当然、そういった社会的風潮もありますが、それでも「幸せ」にはなれるのです。

債務整理さえすれば幸せになれるとは言いませんが、生活を立て直し、必要最低限の生活費を得て、ほんの少しの楽しみを満喫する、というのは「許される」ことなんです。

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私自身も経験していることなのでわかるのですが、多重債務になったり債務整理をしたりした人間は、もうその時点で「終わっている」ような気がして、自分自身を否定してしまいます。

借金苦から「うつ病」になつてしまう人が多いのも、こういった経験が病気の引き金になるのかもしれません。

私も、寝ている時に何度もうなされたり、ちょっと良いことがあったら、「絶対にまた悪いことが起こるはず」と決め付けて、素直に喜べず、「自分がそんなに良い目に会うわけが無い」と思ってしまう。

 

寝てる時もお金の夢を見てうなされる

確かに、債務整理することでいろいろな方に迷惑をかけるわけですが、だからと言って、その後精神的に病んでしまっても、誰も喜びませんから。

債務整理をしたからには、「新たなスタート」と割り切って、初心に戻って一から頑張りましょう。

きちんと支払うべきものは支払い、自分の収入の範囲で楽しむ分には、誰からも文句は言われないのです。

お金は、生きていく上で必要なものですが、お金の使い方に失敗したからって、人生すべてに失敗したわけじゃないのです。

なんて、自分自身にも言い聞かせているのですが、なかなか難しいのも事実。

泣きたい時には泣いた方が良いのですが、それでも「明日がある」というのは常に頭に入れて置いてくださいね。