債務整理を決心するのも勇気が必要?
多重債務に陥って、もうどうしようもなくなって債務整理へ、というのはある意味自然な流れなのですが、なかなか気持ちの整理が付きません。
特に自己破産しか選ぶ方法がない場合、どうしても躊躇してしまいます。
まあ、家中にべたべた「差し押さえ」の紙が貼られるというのは、一昔も二昔も前の話ですが、やはり世間に顔向けできないという気持ちがあります。
家族が居れば、家族に迷惑がかかることも恐れてしまいますよね。
夫や妻など配偶者は言うに及ばず、親や子ども、親戚にまで迷惑をかけてしまうのでは?と私もかなり悩みました。
実際には、家族はおろか親戚にまで迷惑をかける、というようなことはほとんどないんですが・・・
同居している家族にはやはり知られてしまうことになりますが、それでも、夫や妻に内緒で債務整理をする人もいらっしゃるくらいですから。
自分で言わなければ、あまり世間にバレることはないのでしょうが、気持ちの上でかなりの「負い目」になるのは事実です。
公共料金が払えなくなったら債務整理も考えて!
「そこで人生終わってしまった」と思ってしまう方が多いのも頷けます。
ただ、その後も生きていかなければならないのであれば、「借金を踏み倒した」と言われようが、前向きに生きていくしかないですよね。
だいたい、公共料金や家賃が払えなくなったら、債務整理を考える時かな、と思います。
公共料金は、督促状が来てしまうと、割合すぐに「電気を止める」「ガスを止める」「水道を止める」という期日が決められてしまうので、要注意です。
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督促状が来てからゆっくり考えようなんて思っていると、ある日突然電気が点かなくなりますよ。
これは経験上言っているので。
まあ、電気が止まりますよ、という通知は来るので、実際には「ある日突然」ということは無いですけど。
それでも、電気・ガス・水道、どれをとっても、ライフラインに直結していますからね。
「明日生きること」にも関係してきます。
事情をあらかじめ話しておけば、担当者の方によっては待ってくれたりするかもしれませんが、数ヶ月分貯めてしまうと、結局は自分の首をしめてしまうことになりかねません。
この不況で公共料金を滞納する人が増えたらしく、最近はもっと厳しくなっているようです。
「支払日から2日たっただけなのに、ガス代の集金人が突然やってきた」なんていう事例もあるみたいなので、支払いが遅くなる場合は、速めに連絡しておく方が良いですね。