債務整理後の恐ろしい現実とは?自己破産のペナルティに迫る

債務整理体験談

債務整理したら恐ろしいことが待っている?

債務整理をすれば、ブラックになってしまい、生活すべてが一変してしまうのでは?
特に自己破産の場合はもっと悲惨なのでは?
借金がすべて棒引きになる代わりに、何か恐ろしいことが待っているような恐怖感があります。
債務整理したら恐ろしいことが待っている?
私も「自己破産しか道はない」と言われた時には、得体のしれない不安感にさいなまれました。
これから、私たちはどうなってしまうのか?」と。

実際、夫婦仲が悪くなり、泥沼状態になって離婚することも多いとか。

多重債務の時には、「この借金さえ無くなれば、なんとかもう一度生きていけそうな気がする」と思っていたのですが、実際に債務整理を決意するとなると、話は違います。

結局、ギリギリのところで副業がうまく回るようになってきたので、任意整理で少しでも借金を返すことができましたが。

だからと言って、自己破産を選択したら「なにもかも終わり」という考えは持つ必要はないでしょう。

周りには自己破産を余儀なく選択させられた方もいらっしゃいますが、「思ったよりも悲惨ではなかった」ということです。

まあ、その方は、自己破産したにも関わらず、その後、ご自分の会社を立ちあげて成功されていますので、もともとの心構えが違うのかもしれませんね。

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ただ、一昔前と違って、自分から言わなければ周囲にもバレることはないようです。

それだけでも、精神的なダメージは大分違いますよね。

自己破産したことが、周囲にすぐにわかってしまうのであれば、今まで住んでいたところには絶対に住めませんし、子どもが学校でいじめられたりしますから。

自己破産のペナルティは?

具体的には、ローンやクレジットカードなどの信用取引が全くできなくなることが一番の制裁ということになるでしょう。

制裁なんて書くと、穏やかではないですが、金銭的な信用を失くしたわけですから、当たり前の措置だと思います。

それでも、法的な決まりというわけではなく、あくまでも、金融関係者に対して「この人物は、金融事故を起こしました」ということを明白にするだけなのですが、厳しいことには違いが無いですね。

今の世の中、どんなに節約して生きていても、現金では足りないシーンが出てきます。

病気になった時や、冠婚葬祭の時、また子どもの教育費など。

教育資金については、奨学金制度を利用すれば、ブラックでも関係なく借りられるようですが、通常の教育ローンは使えません。

最悪、子どもが進学すること自体諦めざるを得ない、なんていうことにもなります。

まあ、今はアルバイトをして学費を稼ぎながら学校へ行く、なんていう子どもも多いですから、もしかしたら、その方が子どものためにはなるかもしれません。

親としては情けないというお気持ちはよくわかりますが、できる限り貯金をして、それでも足りなければ、自分でなんとかさせる位の気持ちで居たほうが良いでしょう。

「反面教師」という言葉もあります。

自己破産と言う選択も、子どものためにも今はこれで良かったんだ、これから親として出来るだけのことをしてあげれば良い、と思うしか無いんですよね。

自己破産後のお金が無い問題はどうやって解決する?

追記:「実際問題として、自己破産してもお金が無ければ生きていくことさえできないのでは?」という質問を見かけました。

確かに、多重債務の時って、食べ物を買うお金すら無いのですから、弁護士費用は出せないし、債務整理したところで生きていけない、という方も多いでしょう。

私の場合は、アルバイトや副業の臨時収入で、なんとかしのぎましたが、全く働けない人もいらっしゃると思います。

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そんな時には、とりあえず自己破産をしてから、生活保護の申請をするのがベストですね。

スムーズに行かないことも多いですが、法テラスで相談するなどして、とにかく今の泥沼から抜け出す努力をすることを第一に考えることが大切です。