日本中が感染症やら円安とかのせいで生活も危うくなっている今、借金返済に追われて自殺する人も増えているのもわかります。
しかし、借金のせいで人生を失うことは避けたいものです。
借金を抱えてしまっても、借金返済へ立ち向かう手段さえわかれば、問題をうまく解決することができるかもしれないのです。
取り組み方の一つは、自分を追い込むために自暴自棄にならないこと、もう一つは、借金をしていることを誰かに打ち明ける勇気を持つことです。
自暴自棄になってしまうというのは、抱えきれないくらいの借金を背負ったことのある人ならわかると思うのですが、「明日までに10万円何とかしなければ」とか「今月30万円引き落とされるけどどうしよう？」とお金のことばかり考えていると、ある日突然「もうどうなってもいい」と思うようになってしまいます。
そうなると、犯罪を犯すまでには至らなくても、有り金を全部つぎ込んで遊び回るとか、危険な車の運転を繰り返す、または家族に暴力を振るうなどが考えられます。
また、私もそうでしたが、極端にふさぎ込んでしまうことも。
それが長く続いてしまうと、自死を選んでしまったり、ということもあり得ます。
一番良いのは、プライドを捨てることです。
世間体を気にせずに、借金返済の話をする人や団体を頼ることができれば、気持ちも楽になります。
借金で悩んでいても、「お金の話を他人にするのは嫌だ」とか「借金で悩んでいることを知られるくらいなら世の中から居なくなってしまったほうが良い」などと考えてしまうのですが、まずは、そこから自分を解放しましょう。
インターネットで借金返済に悩んでいる人が書いているブログを読む、というのも良い方法だと思います。
借金返済に悩んでいる人がどのように対処しているのかを知ることができますし、「借金で悩んでいるのは私一人じゃないんだ」という共感が生まれ、「この人も頑張っているのだから、私も頑張ろう！」と思えるのです。
できれば、年齢や家族、境遇、借金の金額など、自分と近い人のブログを探すと、より共感できるでしょう。
また、現実的な問題として、「すぐにお金を作る」ために、高価なものなど自分が大切にしているものを手放すことも必要です。
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例えば、高級時計や車など。
「いやー、高価なものなんて持ってないよ」という方でも、趣味で集めたものとかあるのでは無いですか？
ネットオークションでは、そういった物が結構高く売れるので、愛着があっても、この際すべて手放すつもりで、現金に替えましょう。
手元に現金ができれば、気持ちの上でも少しは余裕ができますから。
このような心構えで借金返済に取り組むことが大切です。
その上で、弁護士や司法書士の事務所に行く他、ＮＰＯ法人に相談してみるのも良いでしょう。
ただし、NPOとは名ばかりで、悪質な業者が名前を語っている場合もあるので、よく調べてから相談に行く必要があります。
最終的には債務整理となるかもしれませんが、まずは、今の状況を誰かに聞いてもらうだけでも良いのです。
