多重債務で自動車ローンを組むための3つの戦略

債務整理体験談

多重債務になると自動車ローンは組めない?

多重債務になってしまうと、どうしてもローンが組みたい時に組めない、ということになってしまいます。

総量規制でも自動車ローンなどは除外されるのですが、審査に通らなければ何もなりませんよね。

一般的に、フリーローンと言われる借入れるための目的が自由なローンよりは、車のローンの方が審査は緩いと言われています。

お金の使い道がはっきりしているからでしょう。

それでも「この人は信用できるかどうか」という審査は同じように行われますから、「信用調査」でNo.と出れば借りられないということです。

ただ、正規のディーラーで新車を購入する場合と違い、中古車店でローンを組む場合は、結構お店の判断で審査も甘くなったりすることはあるようですね。

まあそこは、「対面販売」ということで、お店の店長が「この人なら大丈夫」と判断すれば、多少他社借入れが多くてもローンが組める、というようなことはあるみたいです。

信用貸し、ということでしょうか。

実際に、多重債務の方が中古車のローンを組む時、正直に「他で結構借りてしまっているので審査が不安なんです。」と言ったら、「大丈夫ですよ。」と言われたとか。

でも、そんな情報を逆手にとって、「車のローンは借りやすい」とか「審査が甘い」と思うのは、本末転倒ですね。

中古車ローンの審査に通る-債務整理体験談

お店の人も「書類上の信用度」よりも「目の前の人物を見て信用できるかどうかを決める」ということをしてくれているのですから、こちらも期待に沿わなくてはなりません。

となると、安易な気持ちでローンを組むことは無くなりますよね。

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自社ローンという選択肢もあるけど・・・

考えてみたら、通常のローンが組めないブラックの人に分割で車を販売してくれる、という自社ローンについても、こういった考えで取り組んでいるお店があるのも確かです。

ただ、いつも書いているように、世の中良い人もいれば悪い人も居る、ということで、すべて信用してはいけません。

自社ローンは怖い?

「ブラックでもローンが組めるようにしてくれてありがたい」と思う気持ちは大切ですが、「ブラックでも分割払いOK」という広告を見て、すぐに飛びつくのは危険ということ。

ごく一部ですが、正規の金融機関ではないところからお金を借り入れるようなことになってしまう場合もあるとか。

ローンを組んでもらったはずが、闇金融からお金を借りていることになっていたのでは、もう車のローンどころではありません。

または、「どうせ、通常のローンが組めない訳ありのお客なんだから、オンボロ車を高く売りつけてやろう」ということで、金利がとれない分、あり得ないような車体価格にして、その上法外な手数料まで取る、なんていう悪徳業者もある、ということ。

※自社ローンが世間的に知られてきた今では、良心的なお店も増えてきているようですが。
いずれにしても、契約前にいろいろ情報を仕入れて、くれぐれも軽はずみに行動しないように注意したいものです。

多重債務でも自動車ローンを組む戦略まとめ

とにかく、「借金があるのに車が欲しい」という状況が、今優先させるものかどうかを判断することが、一番大切です。
それでも必要だと決めたら、以下のような戦略を試してみてはいかがでしょうか?
○自社ローンが組めるお店を探す
○今までの信用でデイーラーローンが組めないか、行きつけのお店で聞いてみる
○ローンは組めない可能性は高いが、ネットオークションや中古車店で、できるだけ安い車を見つけて、数回払いにしてもらう