世間はGWで浮足立っていますが、無職になってしまい無収入なんていう方もいらっしゃるはず。
ましてや、ブラックになってしまったら、GWどころか日々の生活にも困ってしまいます。
「ブラックになる」なんていうのは、一昔前だと、相当お金に困っている人か、ギャンブルにつぎ込んでしまって生活が破綻してしまった人で、一般の人達には関係がないことと思っていました。
だけど今や、普通に会社勤めをしている人でも、多重債務から債務整理をし、ブラックになってしまうケースが多いようです。
しかも、お金を借りる理由は「生活費が足りないこと」が一番多いのではないでしょうか。
私の周りでも、どんどん増えているような気がします。
巷で聞こえてくる「休日の車の渋滞」や「海外に旅行に行く人たち」のニュースを横目で見ながら、「今日の食べるもの」にも困る毎日。
こうなってしまったら、もう「お金を借りる」という選択肢しか考えられなくなってしまうのです。
ただ、私もそうですが、「今お金に困っているのだから、借りても返せない」ということを肝に銘じることが必要です。
経験上わかるのですが、お金が足りなくなってくると「とにかく、今お金を借りて何とか乗り切れば、来月少しくらい借金が増えても大丈夫」という根拠の無い自信が芽生えてきたりするのです。
特に、月々決まったお給料しかもらえない会社員の方ではなく、自営業だと、羽振りの良かった時の業績がいつまでも記憶に残っているものです。
実際に、自分で努力をして、また業績が増える理由があるのなら良いのですが、それを怠り、不況のせいにして「また景気が回復すれば、何とかなる」なんていう。
考えていれば、今は、自分でいくら努力をしても業績が上がらないことの方が多いですからね。
スポンサードリンク
とにかく「ブラックでもお金を貸してもらえるところ」を探してみても、民間の金融業者では、どこも見つからないというのが現状でしょう。
中には「札幌でブラックでもお金を貸してくれる消費者金融は?」と、現在住んでいる場所を入れて、検索している人もいるほど、切羽詰まっている人が多いのです。
もっとも、地方で少額で良いのなら、街金と呼ばれる小規模な消費者金融で、自己破産後でもお金を貸してくれた、という体験談は聞きます。
それでも、個人情報を根掘り葉掘り聞かれた挙げ句に、「5万円なら」という条件で、やっと貸してくれたというケースが示すように、なかなか厳しい状態であることに変わりはありません。
国民政策金融公庫(旧国民金融公庫)から運転資金を借りる、という選択肢もあるのですが、よっぽど企画書がきちんと書かれていないと難しいようです。
ただ、「一からまたチャレンジしたい」という方には良いかもしれません。
一般の方にとっては、やはり公的資金である「生活福祉資金」の方が借りやすいでしょう。
こちらも、別の意味での「敷居の高さ」があるようですが・・・
いつも言っていますが、本当は、自分のせいじゃなくブラックになってしまった方も居るのですから、公的資金ももうちょっと借りやすい形にしてもらたいものです。
まあ、そうなると生活保護のように悪用する人が多発するのでしょうが・・・
生活保護世帯の増加や申請手続きについても、問題になっていますよね。
本当に困っている人にお金が回らないということが、一番深刻なのだと思います。
別の救済措置も必要になってくるのでしょうか?