お金が全くなくて途方に暮れるというのは、ある日突然やってきます。
いや、本当はわかっていることなのですが、「その日」のために貯金をすることを怠っていたり、あるいはできなかったりということですね。
ありとキリギリスの話ではないですが、「職を失ったり、病気になったりすることは、人生で何度もあること。それを何の貯えもなしに乗り切ろうとするのがダメなのです」ということになります。
ごもっとも、正論で、返す言葉も見つからないくらいです。
だけど…
人間ってなかなか目の前のことをこなすのに精一杯で、数年後のことや転ばぬ先の杖を考えることができません。
東日本大震災の時もそうでしたが、今回の新型コロナウィルス感染についても、こんなに被害が広がってしまうなんて、誰が想像したでしょうか?
中国で、感染が広がり始めた頃は、まだまだ他人事でしたから、
今じゃ、世界中が大混乱で、日本経済のみならず、いつ世界的な大恐慌が来るのか?わからない状況です。
一番身近な恐怖が「無職になるのでは?」ということ。
ネットのQ&Aサイトを見ても、「現在無職で、4月からやっと就職先が見つかったのですが、失業してからハローワークに通いつめ、やっと仕事が決まった状態で、現在お金がまったくありません。どうしたらいいでしょうか?」という質問を見かけました。
独身の方なのですが、親に借りようにも現在生活保護を受けているほど生活に困っていて頼れない、ということです。
仕事探しの間に、家賃支払いや生活費などで失業保険も底をつき、とても貯えどころではないということ。
「どこかでお金を借りるにしても、無職だと貸してくれなくて困っています。」で質問は終わっているのですが、この方は本当に緊急性があると思うんですよ。
「明日食べるものを買うお金もない」という状態だそうです。
いわゆる即日キャッシングでお金を借りるのが一番手っ取り早いのですが、万が一お金を借りられたとしても、その後のことを考えると不安ですね。
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現在無職でも、就職先が決まっている場合は、新しい就職先をキャッシング申請時に書くことで、もしかしたらお金を借りられるかもしれません。
現在の年収がゼロになるので、審査に受かるのは難しいとは言え、これから収入が入ることが決まっています。
その就職先での収入もある程度以上のものであれば、「お金を貸しても返してもらえる」ということなので、キャッシング審査に受かる可能性も出てくるのです。
ただし、どの程度の可能性かは、キャッシング会社の規約にもよりますし、申請者の他の属性にもかかってきます。
一番早くお金を手に入れる方法としては、この即日キャッシングにまさるものはないのですが、何しろ利息が高いですから、お給料が入ったらすぐにでも返せる金額、ということでなければ、就職後すぐに借金を抱えることになってしまいます。
公的資金ではどうでしょうか?
生活福祉資金貸付制度の緊急小口資金があるのですが、貸付金額が10万円以下、市民県民税が年額4,500円以下の世帯となっているので、意外と敷居は高いですね。
しかも、申請して実際にお金がおりるまでの期間が、平均で7日から10日、遅いと2週間以上かかるそうです。
まあ、これも相談次第で、本当に生活がひっ迫していると判断されれば、3日ほどでおりることもあるそうですが・・・
いずれにしても即日キャッシングのような訳にはいかない、ということですね。