JUGEMテーマ:借金返済
生活保護費っていくらもらえるの?
「生活保護はいくら稼いだら廃止されるの?」と心配されている人の中には、「宝くじで小額当たったから」という方もいらっしゃいます。
原則として、生活保護を受けている人が宝くじに当たっても、没収されることは無いのですが、高額当選した場合、やはり打ち切りにはなります。
ちなみに財産が、世帯の生活保護基準額に6を掛けた金額以上になると、保護費は打ちきりになるそうです。
10万円だったら60万円以上になります。
月づきいくらの収入になったら、保護費がストップされるかですが、給要件になる収入金額は毎年改定されますし、生活保護費は、受給者の家族構成や居住地によって異なるので、一概には言えません。
だけど、例えば生活保護費の支給金額が15万円の場合、給料収入が15万円以内であれば、生活保護の条件である世帯の収入が最低生活費以下のため、働きながら生活保護を受給し続けることができます。
ただし、生活保護は最低限度の生活を保障する制度であり、借金として使うことはできません。生活保護費が個人の借金返済に使われた場合、福祉事務所から支払いをやめるように指導されます
そう言えば「そもそも生活保護費って一体いくら貰えるの?」と思いますよね。
自治体によって違うようですが、あるところでは、一人暮らしで6~8万、二人で9~12万ということです。
一見少ないように見えますが、医療費はタダだし、家賃は差し引いた金額なので、「意外とたくさんもらえるんだ」というのが正直なところ。
それでも、「生活保護は最後の手段」と考える人も多いことでしょう。
ほとんどの人は、「今だけお金を貸してくれるところを探して、なんとか食いつないでいこう」と思うわけです。
それは、金融事故を起こした人も同じ。
債務整理後でもお金を貸してくれるところを探した結果は?
「債務整理後でも借りられる」というテーマの記事で、「結局頼れるのは、公的資金の生活福祉資金になるのではないか」ということを書きました。
だって、いつまでもあるかどうかわからない民間の金融業者に、頼ることもできないですから。
民間の金融業者で「債務整理後でも融資OK」というところは、ほとんど疑ってかかったほうがいいですからね。
すべてが悪徳業者ということではなく、「自己破産経験者でもご融資します」というような正規の消費者金融もあるのは確かです。
だけど、大々的に「債務整理後の人でも歓迎します」みたいなところは避けたほうが良い、ということ。
ただ・・・
この生活福祉資金に関しても、なかなか「すぐに融資してもらった」という体験談は出てこないようです。
「まったくあてにできない」ということはないのですが、根気よく担当者と相談することになります。
まあ、悪用されないためにも、仕方の無いことなのですが・・・
結局は諦めて、闇金融に走る方も多いようです。
だけど、そんなことをするのなら、最後の手段とも言うべき「生活保護」を考えた方が良いかもしれませんよ。
こちらも、最近では希望者が続出しているため、申請を受け付けてもらうことすらできないこともあるようですが・・・
もし、働く意欲があって、健康的にも問題が無いようなら、求職者支援制度を利用するという方法もあります。
しかし、冒頭にも書きましたが、生活保護費って、一人暮らしで6~8万、二人で9~12万万円。
しかも、家賃や医療費を差し引いた金額なので、例えば、家賃が8万円くらいのところに住んでいる方だと、一人暮らしでも16万くらいもらえることもある、ということですから。
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「生活保護から抜けられない」という実態も
「生活保護から抜けられない」という社会問題もあるようですが、わかります。
だって、多重債務時代は、30万円稼いでもその半分以上は借金の返済に回りますから、4人家族でも15万円以下で生活していましたから。
そこから住宅ローンを差し引いたらほとんど残りません。(自業自得ですけどね)
そんなことを考えると、非常に複雑な気持ちになりますね。
今は、生活保護レベル以下の生活費で、生活している世帯はかなり多いと思います。
やはり、債務整理後の人も、そうじゃない人も、これからは本気で稼ぐ力を身に付けないといけないでしょう。
そのためには技術を身に付けたり、副業で貯金を増やしたりする必要がありますね。
いつも書いているオークションなどで、少ない金額から稼ぎながら、少しづつ増やしていくという方法も有効だと思いますよ。