もし、あなたが「1,000万円今すぐに借りられますよ?」と言われたらどうしますか?

「なんだ、その怪しい話は。そんなもの信じるはずないでしょ?」と思いますよね。
だけど、借金の仕方も、昔と今とでは大違い。
昔は、とにかく親戚や知人に頭を下げてお金を借りるしかなかったのに、今では、スマホで簡単にお金が借りられるのです。
しかも、現金を見ること無く、スマホから自分の口座に入れられるのですから、一昔前の人からすれば、すでに近未来の生活に突入しているんですよ。
それなのに、「お金が無い」人は無くならず、もしかしたら、これからもっともっと増えるかもしれません。
いや、お金という概念が無くなる可能性もありますが、なんとかpayでの支払いがディホルトになったとしても、何らかの形で残るでしょうね。
貧富の差も、これからますます増えるのでは無いでしょうか?

近未来のお金にまつわるストーリー「タームローン?」
そんな近未来のお金にまつわるストーリーを見つけました。
タイトルは「タイムローン」ですが、「タームローン」なら知っていますよね。
“タームローンは、通常、一定期間にわたって定期的に返済される金銭的なローンで、通常1年から10年続きますが、場合によっては30年続くこともあります。タームローンは、通常、返済する追加の残高を追加する固定されていない金利を伴います”
なのですが、「タイムローン」はもっと恐ろしい意味も含まれているのです。
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あらすじはこうです。
「タイムローン」は、借金を抱えて取り立て屋に追われている男が、近未来にタイムトラベルするという物語。
小説の舞台は、2030年代の日本です。
この時代では、経済危機や環境問題により、多くの人々が貧困や不安に苦しんでいるのです。
そんな中、主人公の佐藤一郎は、仕事も家族も失ってしまい、高利貸しに多額の借金をしてしまいました。
取り立て屋から逃げるために、彼は唯一の希望であるタイムローンというサービスに申し込みます。
タイムローンとは、未来からお金を借りることができるサービスなんですが、一見良さそうなこのサービスの裏には、とんでもない代償が待ち構えているのです。
お金を借りた期間だけ縮まるものとは?
それは、「借りた期間だけ自分の寿命が縮まる」ということ。

例えば、10年後から100万円借りた場合、自分の寿命が10年短くなる、ということ。
切羽詰まっていた佐藤は、躊躇しながらも10年後から1000万円借りることを選択します。
「そのお金で借金を返済すれば、妻と子どもも戻ってくるかもしれない。もっと良い暮らしができるようになる!」と、1000万円を手にする時までは、自分の明るい未来だけを想像していたのです。
だけど・・・
お金を手に入れたのは10年後ですから、35歳だった佐藤はすでに45歳で、1,000万円の価値も10年前の十分の一にまで落ち込み、妻と子はすでに新しい家族と幸せに暮らし、佐藤のことはすっかり忘れてしまっていたのです。
「自分の命を削ってまで手に入れたものがこれか?」と悲しみにくれる佐藤の元に、もっとショッキングが事実が次から次へと舞い込みます。
タイムトラベルが現実になった裏では、パラドックス問題は解決されておらず、歴史を変えてしまうかもしれない場面にも何度も出くわしながらも、「時間はお金では買えない」という事実を思い知らされます。

失意の中で自分自身を見つめ直した佐藤は、未来で出会った女性と恋に落ちるのですが、彼らは互いに惹かれ合いながらも、時間や過去や未来という壁に阻まれます。
最後、佐藤は幸せになれるのか?それとも・・・・
「自分の寿命をお金に変える」というあり得ない話が軸になっていますが、今の不況を考えると、「果たして、それができることになったら、私は絶対にタイムローンは選ばない」と言える自信もありません。
ついにそこまで来たのか?とも言えるようなお話ですね。
