ドール沼については以前も書きましたが、人形=女性が好むものと思っていました。
私が想像するのは、リカちゃん人形とかテディベアなどなんですが、そう言えばフィギュアもドールの仲間に入るのかな?
男性がハマるのはそっちかな?と勝手に思っていたのですが・・・
結構、フランス人形のようなきらびやかな人形にハマる人たちも多いんですね。
確かに、あの完成された美しさは、一度手に入れたらハマるだろうな、とは思います。
私だって、さんざんリカちゃん人形にハマって、月に一回お小遣いの日には、人形の洋服やバッグ、アクセサリーに到るまで買い揃えたものです。
そういう人が大人になって、いわゆる大人買いする人も増えているのでしょう。
だから、おじさんがハマりやすい、という説も。
確かに、ある程度地位もお金もある人の方が、ハマりやすいのかもしれませんね。
とにかく、人間関係や社会問題と、ストレスまみれの世の中で、オアシスのような存在になるのはわかります。
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ここで、ドール沼について、もう一度解説しますね。
ドール沼とは、ドール(人形)にハマってしまい、抜け出せなくなる状態のことです。
ドールには、フィギュアやぬいぐるみ、着せ替え人形やリアルドールなど、さまざまな種類がありますが、どれも共通しているのは、ドールに対する愛情や執着が強いということ。
ドール沼にはまる人は、ドールを集めたり、飾ったり、撮影したり、おしゃべりしたり、一緒に過ごしたりすることで、ドールとのコミュニケーションや満足感を得ています。
しかし、そのうち、他人に自慢したくなり、ドール仲間の人達と競い合うようになると、ドールに対する執着がますます強くなり、お金もどんどんかけてしまうようになるのです。
ちょうどゲーム課金と同じように、レアなドールがヤフオクなどに出品されていると、どうしても欲しくなり、中には100万単位で落札してしまう人も。
あれって、どんどん値段が上がると、こちらもヒートアップしてしまい、気がついたらありえないような金額になってますから。
だけど、どんなにハマってしまっても、借金してまでドールやグッズを買うようになったら、少し冷静になる必要があります。
借金も、一度借りてしまうと利息もついて膨れ上がるので、最初は返せると思っていても、返せなくなるのは時間の問題なのです。
なるべく傷の浅いうちに、沼から脱出する方法を考えてみましょう。
まず、ドール沼にはまっている自覚が大切です。
自分がどれだけドールにお金や時間を使っているか、客観的に見てみましょう。
○ドールに使ったお金は月々の予算内に収まっていますか?
○ドールに費やす時間は、他の趣味や仕事や勉強に支障をきたしていませんか?
○ドール以外の楽しみはありますか?
もし、これらの質問にネガティブな答えが多い場合は、現在、沼にはまっている可能性が高いです。
ドール沼から抜け出すための目標を立てていくわけですが、結局は、先程の質問がすべてNo.になれば良いのです。
○月々決まった予算内でドールを楽しむ
○勉強や仕事の合間にドールと会話する
○ドール以外の趣味や楽しみも見つける
別に、ドール集め自体が駄目なわけでは無いので、他の趣味と同じように、できる範囲で楽しむようにすれば、逆にストレスもたまらないでしょう。
まあ、「ほどほどに」というのが、一番むずかしいんですけどね。