お笑い芸人のカンニング竹山さんが、黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」に出演しました。
竹山さんは結婚16年で、妻は酒豪で和田アキ子さんとも飲み仲間だということ。
幼少期は裕福で、幼稚園へはベンツで通っていた、というのはびっくりですね。
だけど、その後、父親の会社の倒産と借金で波乱の日々を送ることになります。
なんと、お父様が急逝された後、13億円の借金を抱えたこともあるそうです。
相続放棄で、なんとかなったそうですが、お父様が事業に失敗された時に、竹山さんとご兄弟の名義で借金をしていた、ということですから、びっくりでは済まなかったでしょう。
だけど、現在は趣味のバイオリンをひいたりと、穏やかな生活をされているそうなので、安心しました。
まさに波乱万丈の人生ですね。
竹山さんは過去のインタビューやYouTubeなどでも、他界した父に13億円の借金があったことや、下積み時代に自身も450万円の借金をしていたことを告白しています。
そうした生活から生まれたキレ芸でブレイクし、2015年に出演したバラエティー番組では年収2000万円であることを明かしていました。
こうした過去を持つ竹山さんのSNSには、「お金を借りたい」という人かDMが送られてきたりするそうです。
中には「最近、会社がやばい、家族がやばい、治療費がやばいからお金を貸して下さい! と言うDMまで。
「お金に苦労された方だから、なんとかしてくれるのでは?」とおもうのでしょうが、それは間違っています。
スポンサードリンク
竹山さんも、「私は貸金業の免許もありませんのでお金は貸せませんよ」と一刀両断。
自身のラジオ番組でも「貸金業の免許を取得しご商売なさってる方々はいらっしゃいますのでそちらにご相談してください」と告げました(貸金業を営むには設けられた規定をクリアし、財務局長か都道府県知事のいずれかに申請し登録を受ける必要があります)。
お金に困ると、とにかく誰かに頼りたくなる気持ちはわからなくは無いですが、竹山さんがお気の毒です。
話を竹山さんの借金に戻すと
「カンニング竹山さんが最初に借金をしたのは、相方の中島さんのバイクで交通事故を起こし、示談金の50万円を払うために消費者金融から借り入れをしたことだった。
初めてキャッシングをした時に、「借金は簡単にできるんだ」と思ってしまい、芸人は借金をするぐらいがかっこいいと思って、眼鏡代、洋服代、飲食代、競馬などのギャンブル代、後輩におごるお金などで80万円まで借金が膨らんだ。
その上、カンニング竹山さんのお母さんが全額返済してくれたため、消費者金融から返済能力がある人だと思われ、お金を借りないかというお誘いの連絡が来るようになった。
そして、再度借金が膨らむようになり、200万円を超えたあたりから金銭感覚が麻痺してしまい、借金は遂に450万円にまで膨らんでしまった。
後に、カンニング竹山さんは、大手の消費者金融(優良企業で最初はここから借り始めた)、中小の消費者金融(審査は甘くなるが返済ができないと取り立てが厳しい)、闇金の3つの貸金業者に分類して、闇金の取り立ての厳しさについて語っていますが、これは体験談から来ています。
当時、カンニング竹山さんはCグループの闇金にも手を出してしまい、法外な利息を請求され取り立ての連絡が激しく来ていたそうです。
通常の貸金業者であれば、取り立ての方法が法律で規制されているが、闇金は元々違法の業者なので、そういった法律は一切無視して、ガンガン取り立てをしてきた、ということ。
困ったカンニング竹山さんは、遂に彼女からお金を借り始めるが、「自分がいるとあなたはダメになってしまう」と言われ去って行ってしまいました。
その時、初めてカンニング竹山さんは450万円の借金を何とかしなければと思い、債務整理を行う決心をしたんだそうです。
やはり、「自分でなんとかしなければ」と強く思わないと、債務整理をする決心はつかないものですよね。
今は、その彼女に感謝されているんだろうな、と思います。
私も他人事ではない体験談なので、現在の竹山さんをお手本に頑張らなければ、と自分を鼓舞しています。