私たちの生活において、過去のミスや失敗がいつまでも引きずられることは、とても辛いものです。
特に、クレジットカードのブラックリストや事故履歴などの場合は、その影響を受けることが一生涯続く可能性もあるかもしれません。
そこで、「本当にブラックリストはリセットできるのか?」という疑問について、調べてみました。
一般的には「絶対にリセットできない」と思われているブラックリストや事故履歴ですが、実はその真実は少し複雑なのです。
ブラックリストはリセットできる?
「ブラックリストはリセットできる」とか「事故履歴を消す方法」なんて、何か危ないことをするみたいですが、たとえ自己破産したとしても、一定期間を過ぎれば、信用情報から事故履歴は抹消されます。
それでも、この「ブラックと呼ばれる期間」は、生活しづらいことこの上ないのです。
本当は、「これくらいのペナルティーで済んでありがたい」と思わなければいけないのですが、どうしても「ローンが組めない」という不自由さを「どうにかならないか?」と思ってしまいます。
「ブラックでもローンを組む方法」については、こちらのブログでも何度か取り上げていますね。
私自身も、多重債務時代や債務整理直後に、何度と無く生活が立ち行かなくなり、「ブラックでもお金が借りられないか」「ローンが組める方法はないか」と探し回ったことがあるからです。
もし「この金融業者なら、ブラックでもお金を貸してくれて、しかも低金利で信用できますよ」なんていう情報があったら、真っ先にお知らせしたいくらいです。
だから、ある程度「お金を借りなくても」生活できるようになった今でも、情報の収集は欠かせません。
それでも、なかなか「これは」という情報にはたどりつけないんですよね。
金融ブラックと呼ばれるのはどんな人?
そもそも、ブラックという定義からですが、債務整理をした人はすべて「個人信用情報機関」に「金融事故歴」が残りますから、総称して「金融ブラック」と言われています。
具体的には自己破産、任意整理、特定調停や個人再生手続き、長期延滞の方などになります。
そのうち、長期滞納については、だいたいローンやクレジットカード返済分の滞納が3ヶ月以上経過でブラックになると言われています。
ただし、この長期滞納の場合、一度借金を返済してしまえば、その後6ヶ月くらいで、自己履歴は抹消されるということなんですね。
逆に、債務整理、中でも自己破産だと、良くて7年最長だと10年以上は抹消されないということに。
これは結構長いですが、借金の帳消しをしてもらったわけですから仕方の無いことなのでしょう。
で、当然ながら、大手の銀行や信販会社はおろか、プロミスやアコム、レイクやモビット、ノーローンと言ったような名の知れた消費者金融からの借り入れもできなくなります。
唯一、ブラックでも貸してくれる金融業者となると、やはり中小の消費者金融ということになります。
その中でも、審査の甘い消費者金融を探すのですが・・・
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中小の消費者金融の選び方は?
「ブラックでも貸してくれそうかどうか」を探す基準となるのが、「日本貸金業協会会員番号」の後に(1)のように括弧の中にある数字です。
これは、更新頻度を表しているので、本当は数字が多ければ多いほど信頼できるということになります。
ただ、ブラックでも借りられそうとなると、できるだけ数字の小さい消費者金融を探すんですよね。
その方が貸してくれる可能性が高いですから。
だけど、それには大きな落とし穴があって、長年営業しているのに更新頻度が少ないということは、過去に違法なことをして「行政処分」のようなことになり、店名を変えてまた登録している業者ということが考えられます。
つまり「限りなくグレーな業者」ということに。
まあ、確かに、金利は法外でもきちんと借金の返済さえしていれば、さして問題はないというような金融業者もあるようですが・・・
「取立てが厳しかったら」とか考えると、とても「安心して借りる」というわけには行かないですね。
その辺のことをきちっと理解した上で、もう一度「どうしても借りなければいけないのか」ということを考えた方が良いでしょう。