闇金業者からの電話や勧誘に騙されないようにするには?

こんな消費者金融は危ない

闇金業者はあなたのすぐそばに居るかも

今は、世の中がざわついていて、お金に困っている人も増えているので、水面下では危ない金融業者も動いていることでしょう。

闇金業者は、手を変え品を変えて、私達お金の無い人をターゲットにすべく狙っているのですから。

貸金業者の甘い勧誘に乗って、良いことはひとつもありません。

「もう、明日食べるものも無くてお金を借りるしかないのだけど、貸してくれるのは怪しいところばかり」となった時に、「どなたでも融資します」と言われたら、「一度だけならいいか」という気持ちになってしまうかもしれません。

だけど、どんなにお金に困っていても、違法な金融業者からのキャッシングは絶対にしてはいけないのです。

怪しい金融業者からお金を借りてはいけない

なぜなら、一度ヤミ金融からお金を借りてしまうと、法外な金利手数料とともに利息だけが膨らみ、いつまで経っても元金が減らないという悪循環に陥ってしまう可能性が大だから。

「違法な金融業者=ヤミ金業者=からは絶対にお金を借りてはいけない」ということは、お金に困っている今だからこそ、頭に入れておくべきです。

闇金業者の手口とは?

しかし、敵もさるもので、今ならSNSも駆使して、闇金業者とはバレないようにそっと近づいてきます。

では、どのような手口で勧誘するのでしょうか?

ヤミ金業者の勧誘方法を知らなければ、知らずにヤミ金業者のキャッシングを利用してしまう危険性も高くなります。

そのためにも、いろいろな勧誘パターンをしておく必要がありますよね。

●誇大広告で勧誘する

ヤミ金業者は違法な金融業者なので、法律なんてあってないようなものと考えています。

とにかくお金に困っている人を勧誘して現金化させるために、誇大広告を出して来る、というわけ。

例えば、こんな感じで。

「ブラックでもOK 誰でもローンが組めます。」

「無職の人でもOK」

「100%ご融資可能」などなど。

通常のキャッシング審査基準を知っていれば、ブラック=NG、誰でも=審査するまでわからない、無職=NGということはすぐに判断できるのですが、切羽詰まっていると、こんな宣伝文句にさえ飛びついてしまうのです。

また、キャッシングの金利が記載されていない広告や、連絡先が携帯電話のみであったり、貸金業登録番号の記載がない場合は、ほぼ確実に貸金業者であると考えられますので、注意が必要です。

特に、キャッシングの金利が記載されていない場合は、事前に電話で確認した金利と実際に借りた後の金利が大きく異なる場合がありますので、このような広告には引っかからないようにしてください。

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最初だけ親切な金融業者は危ない?

●親身なふりをする。

お金に困っている人は、一刻も早くお金を借りて楽になりたいという気持ちが強いので、そういう人が連絡してきたら、とりあえず親切に対応します。

例えば、こちらが「急にお金が必要になったのだけど、どこからも借りられなくて困っている。」なんて言おうものなら、

「それは大変ですよね。お金にお困りな方には、すぐにでもお貸しします。
いきなり大きな融資はできませんが、少しずつの融資は可能です。」

などと、優しく丁寧に対応されると、半信半疑だった人も信じてしまうかもしれません。

だけど、待ってください!

 

一度融資をしてしまえば、あとは好きなだけ高金利で融資を続けます。

その結果、利息ばかり払っていて、元金が全然減らないという状況に陥るという、言わば底なし沼に入ってしまうことになりますよ。

●短期・小額の融資を勧めてくる

また、短期の小口融資というのが曲者で、一生懸命返済しても、元金は全く減らないシステムになっているのです。

闇金業者からしかお金を借りられないような人に、最初から高額の融資をしてしまうと、債権の回収が困難になる可能性があるからです。

ですから、最初は短期・少額の融資から始めて、しっかりと返済をしていけば、甘い言葉でお客さんを誘惑して、どんどん融資していく流れになります。

要するに、元金が減らなければ、こちらはお金を払い続けるだけ。

下手したら、一生抜け出せない借金ループに引き込まれてしまいます。

 

ヤミ金融からお金を借りたら底なし沼に落ちてしまう
たいていは対面ではなく電話連絡のみで、電話も固定電話ではなく携帯電話番号であることがほとんどなので、実態が把握できないですよね。

ただし、ヤミ金業者は違法な貸付を行っているので、その行為が露見すれば告発されることになります。

もし、闇金業者から借りてしまったら、泣き寝入りせずに、「法テラス」や法律事務所などに相談することが大切です。