AMEXなど外資系カードは自己破産後でも作りやすい?デポジット系は?

クレジットカード・ローンの審査

自己破産後でも外資系クレジットカードなら作れる?

アメックスなどの外資系カードは自己破産後でも作りやすい?と言われていますが、どうなのでしょうか?

先に断っておきますが、この「破産後でも」というのは、破産申請した後という意味ではなく免責後数年経って、すでに「喪明け」を迎えたという意味です。

債務整理直後の生活の苦しさについても何度か書いていますし、社会人としてクレジットカードを持たない生活が不便なのはよくわかります。

それでも、債務整理直後にお金を借りたりクレジットカードを作ったりというのは、ほとんどできないと言われています。

かと言って、巷に出回っている情報はすべてウソなの?と聞かれたら、そうでもない場合もあるということなんですけどね。

どこにでも裏はあるけれど、そこに足を踏み込むにはそれ相応の知識と何があっても折れない心が無いと無理なのかもしれません。

あっ、そうじゃなくても大丈夫な場合があります。

ある程度の高額所得者で属性の良い方。

または、資産価値の高い不動産を持っている方。

そう。

結局はお金に困っていない人にとっては、債務整理も足かせにならない場合があるということなんです。

だから、一般庶民の私達は、債務整理後おとなしく喪明けを待ってからクレジットカードなどの申し込みを行うことが一番良いという結論になるんですよね。

で、地下に潜るような気持ちで5年くらい過ごしたとして、すぐにクレジットカードが作れるか?というと、そうではありません。

いくら個人信用情報がクリーンになったとしても、新社会人のクリーンさとは違うのです。

とにかく、30代~50代で、いや、今はもっと債務整理する方の年齢も高くなっていますからそれ以上の年代で、今までローンを組んだりクレジットカードを作ったりしたことが一度もないなんて信じられますか?

小学生がスマホを持つ現代でですよ。

あっ、これは関係ないですね。

稀に「現金払いしか信じない」とか「クレジットカードは管理が面倒だし、お金を借りているようで

ポリシーに反する」という理由で持たない人がいらっしゃいますが、ほんの一握りでしょう。

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喪明け後に申し込むクレジットカードは真剣に選んだほうが良い

だとすれば、「私は過去に金融事故を起こしました」と言っているようなものなのです。

「個人信用情報は語る」ということ。

だから、喪明け後にどこのクレジットカード会社に申し込んだら良いか?というのは重大な問題になるのです。

よくアメックスなどの外資系クレジットカードが通りやすいという話を聞くのですが、やはりケースバイケースだということ。

確かに、外資系の方が過去の履歴よりも、現在の属性を評価してくれるという事実はあります。

とは言え、まったく過去の情報を問題にしないか?と言えばそうではありません。

債務整理時に持っていた外資系クレジットカードには、もう二度と申し込めないと思ってよいでしょう。

その辺は、過去データがしっかり残っていますから、迷惑をかけられた人を許すことは無いのです。

 

喪明け後でも迷惑をかけた金融機関の審査は落ちる

今まで一度も申し込んだことがなく、かつ現在の属性がある程度評価できるものであれば、日本の大手銀行系や信販系クレジットカードよりは通りやすいのではないか?ということ。

いずれにしても、過去の信用履歴より現在の実績を評価していくれるというのは、我々ブラックになってしまったものにとってはありがたいというべきでしょう。

ライフカードデポジットなら自己破産後でも審査に通る?

追記:ライフカードデポジットについては何度も書いていますが、他にもデポジットできるカードがあるの?と調べたら、公にはされてないけど、アメックスカードでもデポジットできるということ。

ただ、アメックスのカードを持っている人が利用できるサービスで、「デポジットしておくことで、審査に通りやすくなる」などは無いです。

わかりやすく言うと、増額してもらいたい場合に、事前に現金を入金しておけば、限度額が引き上げられる。」のです。

例えば、30万円しか限度額が無いけれど、50万円くらいの商品を購入したい、あるいは、50万円まで利用したいという場合、保証金を預けることで、支払い能力を証明することができる、というわけ。

日本のカードだと、コツコツと信用履歴を積み上げないと限度額は広がりませんが、先に現金を預けることで、一時的な信用度を上げることができるなんて、アメリカ的な考えですね。

ショービジネスの世界でも、実力があれば認められるということに近いかもしれません。