「任意整理」って聞くと、「もう一生、お金借りられないんじゃないか…」って不安になりますよね。特に、生活の中で急に現金が必要になったとき、「アコムのような大手消費者金融で、もう一度借りることは本当に無理なの?」って、頭の中をぐるぐる巡るはずです。

僕自身、かつて借金の沼にハマり、最終的に任意整理を経験した一人です。だからこそ、その不安、めちゃくちゃよく分かります!
この記事では、僕が実際に経験した任意整理後のアコムでの借り入れ挑戦について、包み隠さず、赤裸々にお話しします。
「任意整理を考えているけど、その後の生活が不安…」
「もしもの時に備えて、借りられる可能性があるのか知りたい!」
そんなあなたの疑問や不安に、実体験をもって答えていきますね!さあ、一緒にこのタブーに踏み込んでいきましょう!
😱 任意整理とは?そして最大の壁「ブラックリスト」の正体
まず、任意整理後の借り入れの話をする前に、超基本的なことからおさらいしておきましょう。
1. 任意整理って、簡単に言うと何?
任意整理とは、簡単に言えば、借り入れをしている金融機関と直接交渉して、将来の利息をカットしてもらったり、返済期間を延ばしてもらったりする借金整理の方法です。
裁判所を通す自己破産や個人再生に比べて、手続きがシンプルで、整理したい借金を選べる(例えば、車のローンは残して、キャッシングだけ整理する)のが大きなメリットです。
僕もこの方法を選び、月々の返済額をグッと減らすことができました。

2. 「ブラックリスト」って何だか怖い響き…
任意整理をすると、必ずついて回るのが「ブラックリスト入り」という言葉。これ、正式には信用情報機関に事故情報が登録されることを指します。
この信用情報機関には、私たちがクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりした際の利用履歴や返済状況が記録されています。
任意整理(債務整理)をした事実は、「返済が滞った」あるいは「特別な交渉をした」という事故情報としてガッツリ記録されてしまうんです。
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信用情報機関の例: JICC(日本信用情報機構)、CIC(シー・アイ・シー)など
この事故情報が登録されている期間(一般的に完済から約5年間)は、金融機関から見て「この人にお金を貸すのはリスクが高いな…」と判断されるため、基本的に新規の借り入れや、クレジットカードの作成はめちゃくちゃ難しくなります。
💡 本題!任意整理後にアコムで借り入れを試してみた!
さて、いよいよこの記事のメインディッシュです!任意整理を完済し、少し時間が経った僕が、「もしかしたら…?」という淡い期待を抱きつつ、アコムでの借り入れ(新規申込)にチャレンジした結果をお話しします。
1. 任意整理の対象だったかどうか、が超重要!
まず、大前提として知っておいてほしいことがあります。
それは、任意整理の対象として、アコムの借金が含まれていたかどうかです。
僕の場合、任意整理の対象となった金融機関の中に、アコムも含まれていました。つまり、アコムから見たら僕は「利息をカットしてくれと交渉してきた人」なわけです。これは、審査において非常に不利になることは覚悟していました。
もし、あなたが任意整理の対象からアコムを外していたとしても、ブラックリストに載っている事実は変わりません。ただ、その金融機関(アコム)にとっては、過去に直接的なトラブルがあったかどうかが審査に大きく影響します。
2. 借り入れ審査に申し込んでみた結果…
僕は、任意整理の全額完済から約3年が経過したタイミングで、インターネットからアコムの新規借り入れ(カードローン)に申し込んでみました。
ドキドキしながら、必要事項を入力し、送信ボタンをポチッと…!
そして、数日後…。
📨 結果のメールが届きました。 📨
中身を恐る恐る開いてみると…
「誠に申し訳ございませんが、今回はお客様のご希望に沿いかねる結果となりました。」
はい。見事に、審査落ちです!

正直、「やっぱりな…」という気持ち半分、「もしかしたら…」という期待半分だったので、ショックはそれほど大きくありませんでした。
3. 審査落ちの理由を推測してみる
僕が審査に落ちた理由は、ほぼ間違いなく以下の2点でしょう。
① まだ「ブラックリスト期間中」だった
先ほどもお話ししたように、信用情報機関に登録された事故情報(任意整理の情報)は、完済から約5年間は残ります。僕が申し込んだのは完済から3年。まだこの事故情報がバリバリ残っている状態です。
金融機関は、申し込みがあると必ず信用情報をチェックします。そこで「任意整理」の文字を見つけたら、「返済能力が低い」あるいは「リスクが高すぎる」と判断し、門前払いとなるのが一般的です。
② 過去にアコムを整理対象にしたこと
もし、僕がブラックリストから外れていたとしても、アコムの社内データには、「この顧客は過去に任意整理をした」という記録が半永久的に残っています。これを金融業界では「社内ブラック」と呼ぶことがあります。
一度整理対象にした顧客に対して、再びお金を貸す(貸し倒れのリスクを負う)ことは、大手消費者金融であっても極めて稀です。
💡 任意整理後に借りられるようになるためのロードマップ
僕の実体験から、「任意整理後すぐの借り入れは絶望的」という厳しい現実を突きつけましたが、「じゃあ、一生借りられないの?」と聞かれたら、答えは**「NO!」**です。
借りられるようになるための具体的なロードマップをお話しします。
Step 1:とにかく「完済」する(これがスタートライン)

任意整理の合意に基づき、金融機関への支払いを一円残らず完済してください。これが、信用情報機関の事故情報が消えるためのカウントダウン(5年間)のスタートラインになります。
Step 2:自分の信用情報をチェックする(完済から5年後を目安に)
完済から約5年が経過したら、必ず自分の信用情報機関に情報開示請求をしてみてください。
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JICCやCICなどの公式サイトから、1,000円程度の費用で確認できます。
ここで、「債務整理」や「遅延」などの事故情報が消えていることを確認しましょう。情報が消えていれば、あなたは金融機関から見て「クリーンな状態」に戻ったことになります。
Step 3:銀行系カードローンや信販系のクレカから試す
情報がきれいになったら、いよいよ再チャレンジです!
ただし、**過去に整理対象とした金融機関(アコムなど)**は、前述の「社内ブラック」の可能性があるため、避けたほうが賢明です。
まずは、過去に取引のない銀行系のカードローンや、**信販系のクレジットカード(流通系も含む)**など、比較的審査が柔軟なところから、少額で申し込んでみるのがおすすめです。
いきなり高額な申し込みはNGです!「試しに少額で」というのが成功の秘訣です。
4. 正攻法!中小の消費者金融を探る手もある
大手消費者金融の審査が厳しい場合、中小の消費者金融を検討する手もあります。
中小の業者は、大手ほど機械的な審査ではなく、現在の返済能力や借金の理由などを丁寧に聞いてくれる傾向があります。ブラックリスト期間中でも、状況によっては融資を受けられる可能性があります。
ただし、絶対に怪しい業者には手を出さないように!「ブラックOK」などと甘い言葉で誘う闇金には、絶対に近づかないでくださいね!
🌟 まとめ:任意整理後の借り入れは「時間」と「信用」が鍵!

僕の実体験から導き出された結論は、非常にシンプルです。
| 質問 | 任意整理直後〜完済後5年未満 | 完済後5年経過し、信用情報がクリーンになった後 |
| アコムで借りられるか? | ほぼ100%無理(ブラックリスト&社内ブラックのため) | 非常に難しい(社内ブラックが残るため) |
| 他の金融機関で借りられるか? | 基本的に無理(ブラックリストのため) | 可能性あり(過去に取引のない会社から試すべき) |
任意整理という決断を下したあなたは、もうすでに借金解決への第一歩を踏み出しました。その勇気は本当に素晴らしいです。
焦って借り入れを試みるよりも、まずは任意整理の返済をしっかり続け、完済後の5年間を「無事故」で乗り切ること。これが、あなたの信用を再構築し、未来の選択肢を広げるための最短かつ唯一の道です。
「お金を借りる」人生から、「お金を管理する」人生へ。
僕と一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう!
次にあなたが知るべきこと
僕の体験談を読んで、「じゃあ、今の自分の信用情報は大丈夫なのかな?」と不安になった方も多いでしょう。

