以下は、30代主婦の方の話です。
今日は…ちょっと重い話をさせてください。
実は少し前に、夫が「借金を隠していた」ことが発覚しました。
しかも、その額が…100万円以上。
最初に知ったときは、「え、うそでしょ…?」って感じで頭が真っ白。
もちろん、裏切られた気持ちもあったし、「もう離婚かも…」って考えがよぎったのも事実です。
でも、今こうして一緒に暮らしています。
私は、離婚しませんでした。というか、したくありませんでした。
この記事では、「夫の借金が発覚したときのこと」「私の本音」「どうやって気持ちと現実に折り合いをつけたのか」など、正直に綴っていきます。
ある日突然、「実は借金がある」と言われた
事の発端は、ある土曜日の夜。
ご飯を食べ終わって、子どもが寝たあと、夫が妙に神妙な顔をして「話がある」って言ってきたんです。
もうね、その時点で嫌な予感しかしませんでした。
で、ポツポツと話し始めた内容が、
「実は…借金があるんだ」
って。
聞けば、会社の飲み会やら人付き合いでカードを使いすぎたらしい。
しかも一部はリボ払いで、利息がガッツリかかって、気づいたら100万円超えてたとのこと。
正直、怒りよりもショックの方が大きかったです。
「え、何で今まで言ってくれなかったの?」
「私たち夫婦だよね?」
「子どものことだってあるのに…」
怒り、悲しみ、不安、いろんな感情が一気に押し寄せて、泣きました。
離婚も頭をよぎった。でも、すぐには決められなかった
最初はほんとに「離婚」の2文字がよぎりました。
だって、借金って信頼の問題じゃないですか。
ましてや、隠されていたなんて…。
「この先一緒にやっていけるのかな」
「また嘘つかれたらどうしよう」
「子どもにとってこれでいいの?」
いろんな考えが頭の中をぐるぐるして、しばらくまともに眠れませんでした。
でも、2〜3日経って少し落ち着いたとき、冷静に考えてみたんです。
- 夫は「隠してごめん」と土下座して謝った
- 借金は返済可能な額(毎月返してて、滞納はしてなかった)
- ギャンブルとかではなく、人付き合いや見栄からの浪費だった
- 子どもと夫、3人で過ごす日常が私は好きだった
「…離婚は、今じゃない」と思いました。
離婚しなかった理由。私は「お金より信用がほしかった」
もちろん、いまだに許してるわけではありません。
でも私が夫に一番求めていたのは「お金」よりも、「正直さ」でした。
確かに借金は問題だけど、
それを正直に打ち明けてくれたこと。
逃げずに向き合おうとしてくれたこと。
それが、私の中では大きかったんです。
あと、借金って、
「ダメな人間の証」っていうより、誰にでも起こり得る現実的なミスなんだなって感じました。
もちろん、軽く見ていいことではありません。
でも私は、ここで「はいサヨナラ」って切り捨てるより、
「じゃあ、ここからどうやって信頼を取り戻すかを一緒に考えよう」って方向を選びたかったんです。
私たちが決めた「3つのルール」
その後、夫とたくさん話し合いました。
泣いたし、怒ったし、沈黙もありました。
でも、夫が「もう一度信頼を取り戻したい」と言ってくれたので、
次の3つのルールを決めました。
① 家計はすべてオープンにする
収支はGoogleスプレッドシートで共有。
クレカの利用明細も毎月一緒に確認しています。
② 借金返済は月○万円ずつ、自動引き落としに設定
「忘れてた」「使っちゃった」が無いように、先取りで強制返済。
③ 嘘をついたら即離婚
ここだけはハッキリ。次に隠し事をしたら、もう信頼は戻らないという覚悟を伝えました。
借金がある=即離婚、じゃなくてもいいと思う
ネットを見ると、「借金=離婚一択」って論調、多いですよね。
確かにそれも一つの選択肢だと思います。
でも、私みたいに「離婚はしたくない」と思う人もいていいと思うんです。
大事なのは、「その人が変わる意思を持っているかどうか」。
そして、「自分がそれをもう一度信じられるかどうか」。
借金があること自体より、
その後の態度や向き合い方のほうが、私にとっては大事でした。
今は少しずつ、前に進んでいます
正直、今でも時々不安になります。
「また何か隠されてないかな」
「このまま順調に返済できるかな」
「いつか爆発するんじゃないか」って。
でも、夫の頑張る姿を見ると、
「信じるって、こういうことかもな」って思える瞬間もあるんです。
借金返済まではまだ1年くらいかかる予定ですが、
今は一緒に家計を見直したり、外食を減らしたり、二人三脚で頑張れていると思っています。
最後に:もしあなたのパートナーに借金があったら
読んでくれた方の中には、
「まさに今、同じ状況です」って方もいるかもしれません。
もしそうなら、一つだけ伝えたいです。
「離婚するもしないも、あなたの気持ちが一番大事」
他人の正論じゃなくて、自分の心の声を聞いてほしいです。
怒ってもいいし、泣いてもいいし、距離を置いてもいい。
でも、もし「まだやり直したい」って気持ちが少しでもあるなら、
それは間違ってないし、恥ずかしいことでもないと思います。
私たちもまだ完全に乗り越えたわけじゃないけど、
少なくとも今は「選んでよかった」と思えてるから。
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