宝くじで、実際に高額当選した人ってどんな気持ちなんだろう?
なんて、好奇心とワクワクする気持ちと、少なからず持っている嫉妬心もからめながら、紹介しようと思います。
宝くじで高額当選した人って、なかなか表には出て来ないのですが、SNSやブログなどで匿名で発信しやすくなったことから、時々「高額当選した体験談」を目にします。
まあ、中には、妄想で書いている人も居れば、実際は数万円の当たりくじなのに「盛ってるなー」という人も。
とにかく、ネットの世界なので話半分くらいに思っていた方が良いのですが、この男性は、宝くじを購入したところから、日記のように書いているので、本物かもしれませんよ。
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“こんにちは、元貧乏ミュージシャンのユウキです。
僕は以前、ジャンボ宝くじで1000万円を当てたことがあります。
そのときは、近くのみずほ銀行本支店に行って換金しました。
宝くじに本当に当選しているかの確認の後、個別窓口に通され、個室へ。
なんだか、VIP待遇を受けているみたいで、突然、地獄から天国へ?いや、貧乏人から金持ちになっちゃった!
と、かなりハイテンションになっていましたね。
本人確認書類と印鑑はしっかりと持って行ったので、手続き自体は簡単でした。
でも、アンケートに記入する時にちょっと戸惑ったんです。
例えば、
・どこで買ったか
・何枚買ったか
・どうやって番号を選んだか
・何に使う予定か
などで、「使い道」に関しては、僕は正直に「借金返済」と答えましたが、誰も見てないとはいえ、ちょっと恥ずかしかったですね。
でも、係の方は優しく対応してくれましたし、おめでとうございますと言ってくれたので、その時、やっと「当選したんだ」という実感がわきました。
「これで無事に換金できた」という安堵感からか、なんだか、全身の力が抜けたよう不思議が感じでしたね。
そのまま銀行から出て近くのカフェに行ったんですが、コーヒーを飲みながらしばらく呆然としていたほど(笑)。
だって、宝くじに当選したとわかってからは、「くじの置き場所をどうしよう?」とか「寝てる間に取られたら?」など、気持ちが落ち着く暇がなく、一日中ソワソワしてましたから。
宝くじを換金するには、みずほ銀行の本店に行かなきゃいけないんだけど、平日は仕事があるし、土日は銀行が開いてないしで、なかなか行けないんですよ。
やっと半休を取って行けたのが、一週間後なので、はっきり言って、あまり仕事にも身が入らなかったのを覚えています。
本当に、人間って、予期せぬ大金を目の前にすると、冷静では居られなくなるんだな、と思いました。
そうそう。
そのために、宝くじに高額当選した人には、みずほ銀行から全57ページの小冊子『【その日】から読む本 突然の幸運に戸惑わないために』が渡されます。
この冊子には、当せん金の受け取り方法や、税金のこと、資産運用のアドバイスなどが書かれているのですが、とにかく、冷静になることも書かれているので、ハイテンションになった気持ちに、歯止めをしてくれるんですよね。
「無理な投資や浪費をせずに、お金を賢く使おう」と改めて思いました。
それでも、後日振り込まれた1,000万円の数字を、自分の通帳に記載されているのを見た時には、ニタニタ顔がなかなかもとに戻らなかったですけど。
「当せん金の1,000万円は何に使ったか?」ですか?
お恥ずかしいですが、先程話したように借金があったので、200万円は返済に消え、あとは住宅ローンの繰り上げ返済でほとんど消えてしまいました。
まあ、下手に手元に大金が残らない方が、僕にとってはいいのかな?”
とこんな感じで語っていただきました。
うーーーん、現金が手元に残らなかったとは言え、これから住宅ローンの心配をしなくても良くなるし、借金完済できて本当に良かったですよね
と言いながら、やっぱり「うらやまし~」と思ってしまいました。