宝くじで100万円当選したAさんの告白
今回はちょっと恥ずかしいんですが、「宝くじに当たったけど使い道を完全に間違えて失敗した」体験談を書いてみます。
宝くじに当たるなんて一生に一度あるかないかの幸運。けれど、実際に経験してみると「お金の使い方」って本当に大事なんだなと痛感しました。
当選の瞬間は夢のようだった
ある年の年末ジャンボ。ふとした気まぐれで10枚だけ買ったんです。
結果はなんと 100万円の当選。高額当選とまではいきませんが、当時の私にとってはとんでもない大金でした。
通知を見た瞬間は手が震えて、「これで人生ちょっと変わるかも」なんて浮かれていました。
失敗その1:勢いで買い物をしまくった
最初にやったのは「前から欲しかったものを全部買う」こと。
・高めのブランド財布
・大型テレビ
・ゲーム機とソフトをまとめ買い
・友人との豪華ディナー
一気にお金を使うって、すごく気持ちいいんですよね。財布からお金が減っていくのに「当選金だから大丈夫」と謎の安心感があって、全然ストッパーが効きませんでした。
でも数週間後、気づいたら残高はもう半分以下。冷静になると「あれ?結局、生活自体は何も変わってないな」と虚しさが押し寄せてきました。
失敗その2:人間関係にヒビが入った
当選したことをつい友達に話してしまったんです。
最初は「すごいじゃん!」と盛り上がったんですが、その後ちょっとずつ雰囲気が変わりました。
・飲み会のたびに「今日はおごってよ」
・欲しい物を買った話をすると「やっぱ宝くじ当たった人は違うね」と嫌味っぽく言われる
・貸してほしいと頼まれることも出てくる
結局、人間関係のバランスが崩れてしまって、以前みたいに気楽に会えなくなってしまいました。
お金を持っていると「人を見る目」も試されるんだなと痛感しました。
失敗その3:将来のために残さなかった
100万円って、冷静に考えればすごい額です。
・投資信託で積立する
・資格取得やスキルアップに使う
・旅行に行って思い出を作る
こういう前向きな使い方もできたはずなのに、当時の私は「せっかくだから贅沢しよう」としか思えませんでした。
結局、数か月後にはほとんど残っておらず、生活も何も変わらないまま。
「あの100万円があればなあ…」と後悔することに。
得られた教訓:「お金の使い道で人生が変わる」
この体験から学んだのは、
「宝くじが当たっても、使い道を間違えると幸せになれない」
ということです。
当選自体はラッキーな出来事。でも、それをどう活かすかで未来は大きく変わります。
私の場合は「消費」で終わってしまったけど、もし「投資」や「経験」にお金を使っていたら、もっと良い結果になっていたはずです。
これから宝くじを買う人へのアドバイス
最後に、これから宝くじを買う人に伝えたいこと。
「当たったときの使い道を、事前に考えておく」
これがすごく大事です。
例えば、
- 半分は貯金
- 3割は自己投資
- 残りは贅沢に使う
こんなルールを決めておけば、当たってから後悔しにくいと思います。
まとめ
宝くじは夢があります。でも、当選したお金は「魔法のお金」ではなく、普通のお金です。
だからこそ、どう使うかで人生が左右されるんですよね。
私は宝くじの使い道を間違えて、あっという間にお金を消費してしまいました。
でもその経験があるからこそ、今は「もしまた当たったら、もっと賢く使おう」と思えています。
あなたがもし宝くじに当たったら、どう使いますか?
ぜひ「未来につながる使い道」を考えてみてくださいね。