Twitter(X)でお金を借りた体験談は?借りしてしまったらどうすれば良い?

こんな消費者金融は危ない

「Twitter(X)でお金を借りる」と聞いて、あなたはどう思いますか?

 

Twitterでお金を借りるのは危険?

 

「へぇーー、Twitter(X)でお金を貸してくれるんだ」と思ったら、危ないですよ。

 

少し前に「ひととき融資」と呼ばれる「個人間融資」が問題になりました。

女性であれば身体目的、男性であれば銀行口座や携帯電話の契約をすることで乗っ取られる危険性を伴っている、として、逮捕者まで出ましたね。

中には、「なんとなく知っていたけど借りてしまった」という人もいるほど、世の中にはお金を借りることができなくて困っている人がたくさんいるのです。

 

Twitter(X)やLINEでも「プライベートでお金を貸します。誰でも相談に応じます」とか、「お金に困っている方、いつでも貸します。」

 

などの言葉で、個人を装って発信しているのをよく見かけます。

 

簡単には騙されないと思うけど、切羽詰まっている時は判断力を失ってしまうので、注意が必要です。

Twitterで「お金に困っている」とつぶやいたらDMが来た

個人的な貸付は、事業として継続的に行うと貸金業法違反になりますし、ボランティア精神旺盛な人であれば、恵まれない人を支援するNPOに寄付するでしょうから、考えにくいです。

だとすると、闇金融が個人を装っているか、良からぬことを考えている人しか無いでしょう。

 

「ブラックでもキャッシングできるの?」 という質問が絶えないのも、こういった社会が反映していると言えます。

 

キャッシングでも借金でも同じですが、「お金を借りる方法」ではなく「キャッシング」という言葉を使うと、「もっと簡単にお金が借りられる」と思ってしまうのではないでしょうか。

 

ブラックであれば、キャッシングはおろか、クレジットカードを持ったりローンも組めないのは当たり前です。

債務整理するということは、「借金を減額したり無くしたりしてくれる」のではなく、「もうこれ以上借金はしません」という契約でもあるのです。

 

まあ、ブラックと言っても、債務整理をした人だけではなく、あちこちで借金をしている人も、中には居るのでしょうが。

そんな人には、もしかしたら「極甘」と呼ばれる貸金業者がお金を貸してくれるかもしれません。

 

だけど、足元を見て「保証人を立てる必要がある」「保証金が必要」と言われて、やっと小額の借り入れをするのが関の山です。

本人が返せない場合には、保証人に支払ってもらうつもりで契約させているので、根掘り葉掘り個人情報を聞かれる可能性もあります。

 

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それでも貸金法を守っているまともな金融業者であれば、利息を付けてきちんと返していれば大きなトラブルはないでしょう。

個人信用情報に事故歴がある人は、まともな貸金業者から借りることはほぼ不可能だということを考えると、借り入れができたとしても、闇金融業者との見分けがつきにくい貸金業者しかありません。

ほとんどの場合、先に5万~10万のお金を手数料という名目で振り込んでほしいと依頼されるので、その時点で「ちょっと怪しい」と思っておいた方がいいでしょう。

預けたとしても、借入金の金額にプラスするので、おそらく借りられるお金はほんのわずか。

twitterなどで個人融資をしている人は信用できない

それに、法外な金利を取っているので、返済額が2倍、3倍になるのは時間の問題です。

その上、すぐには返済できないようにすることで、延滞金をプラスしてさらに借入金が膨れ上がることも。

まるで蟻地獄のような悲惨な世界が待っているのです。

実際に「Twitterの個人間融資でお金を借りました」という方の切羽詰まった質問がこちら

Twitterで「個人でお金を貸します」という方から月6割という約束で2万借りました。

全部で3万2,000円返すことになるので、お給料が出た時点で全額振り込んだところ、電話がかかってきて
「振り込み確認しました。今回の3万2,000円は今月と来月分の利息とさせていただきます。完済ではないので、来月またご連絡します。」とのこと。

「話が違う!」と言ったら、すぐに声が変わり、脅すように「では、出るところに出ましょうか?こちらは、○○さんの個人情報や親御さんの電話番号までわかってるんですよ。」
と言われました。

とにかく、「来月には必ず完済できる」という言葉を信じて電話を切りましたが、やっぱり、「闇金融ではないか?」とネット検索したら、同じような手口に遭っている人が居て怖くなりました。

どうすればよいのでしょうか?

回答としては

まず、言っておきますが、「来月には必ず完済」というのは嘘です。

多分、来月も、なんだかんだ理由を付けて完済にはならないはず。

このままでは、永久にお金を払い続けた上、個人情報を悪用されることになるかもしれません。

弁護士や法テラスに相談することもできますが、「悪いやつ」だとわかった時点で、警察に通報するのがベストでしょう。

ということ。

結局のところ、闇金などの非正規の貸金業者にとって、顧客は圧倒的にブラックの人たちなので、「もうどこからもお金を借りられない」という絶望的な状況を利用するわけです。

こんな、最悪の事態に陥らないためにも、「個人間融資」には絶対に近寄らない、くらいの気持ちでいた方が良いですね。