Uber配達で借金返済した話|手取り14万だった男性が変われた理由

Uber配達で借金返済した話|手取り14万だった僕が変われた理由 コラム

借金返済のために副業をする人は多いですが、例えアルバイトだとしても、時間に縛られるし、人間関係に悩むこともあるでしょう。

だから、ということでも無いですが、Uberの配達員なら面接も無いし登録のみ、お客様や店舗とのやり取りはありますが、基本、働く時間も場所も自分で決められるので、副業としてのハードルは低いです。

とは言え、お金を稼ぐのですから、楽なことばかりではなく、苦労も多いですが、選択肢のひとつとして始めてみるのもアリでしょう。

今回は、Uber配達の副業で、借金を返済した人の体験談をご紹介します。

Uber配達で借金返済した話|手取り14万だった僕が変われた理由


こんにちは。今回は、僕がUber Eats(ウーバーイーツ)配達で借金を完済した話をお届けします。

借金というと重いテーマですが、この記事は「借金があっても諦めなくていい」という希望を持ってもらえる内容になればと思っています。
実際に僕は、会社の給料だけでは返済が追いつかず、副業としてUber配達を始めたことが転機になりました。

約1年かけて完済し、その過程で「お金の使い方」も「働く意識」も変わったんです。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。


借金を抱えたきっかけ

僕が借金を抱えることになった原因は、生活費の積み重ねです。
特別な浪費をしたわけではありません。ただ、手取り14万円という低収入で一人暮らしを続けるうちに、クレジットカードのリボ払いを使うようになり、気づけば70万円近くまで膨らんでいました。

最初は「ボーナスで返せばいいや」と軽く考えていたのですが、会社のボーナスは思ったほど多くなく、むしろ家賃や税金で消えていく…。
気づけば毎月の返済額もきつくなり、「何のために働いてるんだろう」と感じるようになっていました。


副業にUber配達を選んだ理由

正社員として働いていたため、時間の制約があるなかでできる副業を探していました。
そこで出会ったのがUber Eatsの配達パートナーです。

決め手になったのは以下の3点です:

  1. スキマ時間で働ける
  2. 面接なし・即登録OK
  3. 働いた分がすぐ振り込まれる

「これなら平日の夜や土日だけでも稼げるかも」と思い、思い切って登録しました。最初は不安でしたが、結論から言うと、始めてよかったと心から思っています。

Uber配達で借金返済した話|手取り14万だった僕が変われた理由


初めての配達は緊張だらけ

最初の配達は、忘れもしない土曜日の午後。
緊張でスマホを持つ手が震えていました。

「ピロン♪」と鳴った最初の注文は、近所のマクドナルド。
商品を受け取って、自転車で10分ほどのマンションに届けると、お客さんが笑顔で「ありがとう!」と言ってくれました。

報酬は450円ほどでしたが、自分の力でお金を生み出せた感覚が新鮮で、嬉しかったのを覚えています。


平日は夜2時間、土日はフル稼働

本格的に始めてからは、平日は仕事終わりに2〜3時間、土日はできるだけ長時間配達するスタイルに切り替えました。

  • 平日5日間 × 2時間 → 約4,000〜5,000円/週
  • 土日2日間 × 8時間 → 約12,000〜15,000円/週

これで月に約7万〜8万円は稼げるように。
これをすべて借金返済にまわしました。

給料だけでは3年かかる計算だった借金が、「1年で完済できる」という現実的な見通しが立った瞬間、本当に気持ちが前向きになりました。


雨の日・寒い日の苦労も… 猛暑の日にはヘロヘロになりながら

もちろん楽なことばかりではありません。
とくに冬の夜や、雨の日の配達は本当にきつかったです。

手がかじかんでスマホがうまく操作できなかったり、道路が滑ってヒヤリとしたこともありました。

また、夏の猛暑には心がくじかれました。

何しろ、38度の炎天下を自転車で走るのですから、信号で停まった時には、汗がドバっと出てきて、前が見えにくくなるほど。

水分補給はこまめにしてたけど、「もう少しだけ」と頑張って配達していたら、頭が痛くなってきたんです。

慌てて、近くのコンビニに入って飲み物を買い、少し涼んでいたら良くなりましたが、もう少し遅くなっていたら、倒れていたかも。

それでも、「借金を減らしたい」という気持ちが強かったから続けられたのだと思います。

ちょっとした装備にも投資しました。暑さ対策グッズ、雨用のレインウェア、防寒手袋、モバイルバッテリーなど、数千円で大きく効率が上がるアイテムも多く、少しずつ快適にしていきました。


モチベーションを維持できた理由

モチベーションを保つためにやっていたのは、借金の残額をノートに毎月書き出すことです。

「あと〇万円で終わる」
「今月は〇〇円返せた」
そんなふうに、目に見える形で成果を残していくと、やる気が保てるんですよね。

また、SNSで他の配達パートナーの投稿を見たり、稼働記録をブログにつけたりして、仲間意識を持つことも大きかったです。


そして、借金完済の瞬間

Uber配達を始めてちょうど11ヶ月後、最後の返済を終えました。
スマホのアプリで「残高:0円」と表示された瞬間は、ほんとうに感動しました。

あの日、自分を変えようと行動したことが、こうして結果になった。
正直なところ、**「借金があったから頑張れた」**とも言えます。


Uber配達を通じて得たもの

お金だけでなく、Uber配達を通じて得たものはたくさんあります。

  • 自分で行動して収入を作る力
  • 体力と忍耐力(坂道ダッシュの成果です…笑)
  • 無駄遣いしない習慣
  • 「人の役に立って稼ぐ」という意識

なによりも、自信がついたことが一番大きかったです。


これから始める人へアドバイス

もしあなたが「今のままじゃダメだ」「お金のことで不安がある」と思っているなら、Uber配達は選択肢になります。

始めるのに特別なスキルはいりません。
最初の一歩さえ踏み出せば、後は少しずつ慣れていきます。

借金に限らず、「副収入を作りたい」「空き時間を活用したい」人にもおすすめです。


まとめ

  • 借金70万円 → Uber配達で11ヶ月かけて完済
  • 月7〜8万円を副業で捻出
  • 雨の日も冬の夜も頑張った
  • お金だけじゃなく「自信」も手に入れた

副業は「お金が足りない」人だけのものではありません。
「変わりたい」と思っている人にこそ、価値のあるものだと思います。

この記事が、何か一歩踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!