中高年がゲーム課金破産に陥る理由とその対策法

債務整理体験談

ゲームにハマっているのは若者だけではない

 

最近では若者だけでなく、ゲームにハマっている中年以上の大人も増えてきています。

 

つい先日も、知人の旦那さんが、ゲーム課金で200万円の借金をしていたことが発覚し、離婚の話も出ていたそうです。

 

ゲーム課金で200万円の借金をしていた

 

結局、任意整理をして「二度とゲームをしない」という誓約書を書いた上で、「子供のことも考えて離婚は踏みとどまる」ことになったそうですが、何事も熱くなりすぎにご用心、ということでしょうか。

オンラインゲームやソーシャルゲームをやっていると、お金を払いすぎたり、アイテムを買いすぎたりすることがあるのはわかります。

最初はそこまでお金を使うつもりがなくても、「今回だけ」とアイテムを買ったり、ゲームにハマればハマるほどお金を使っているという感覚が薄れてくるでしょう。

 

ゲーム課金に夢中になる女性

ある意味パチンコ依存症にも似ています。

 

最初はただの暇つぶしや遊びとして遊び始めても、「今度こそは」と思うとどんどんハマっていきますから。

 

パチンコに関しては、依存症専門のクリニックがあるほど深刻な問題になっているようですが、ゲーム依存症のクリニックもできているでしょうね。

ここまで熱くならなくても、暇つぶしにスマホでゲームをしていて、すぐにゲームオーバーになってしまうと、何度もプレイしたくなってしまいますし、無料ゲームはお金はかかりませんが、時間を取られてしまいます。

 

待ち合わせの約束の時間までにまだ時間が残っていたので、ゲームを始めた経験があるのですが、夢中になっているうちに気がつくと約束の時間はとっくに過ぎていて、大急ぎで待ち合わせ場所に向かったことがあります。

 

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無料ゲームのはずが、課金で借金をする中年層が増える理由は?

 

課金制の無料ゲームが一番入りやすくて、一番ハマりやすい、というのもわかります。

 

確かに、「無料だからやってみよう」とのんきな気持ちで始めてみると、気がついたら課金地獄に、というのは容易に想像できます。

ゲームで破産する人も増えてきたので、ようやく法律が動いたようで、ギャンブルだけでなく、ゲームも破産申請時の「免責不許可事由報告書」の「浪費等」の欄に追加されるようになりました。

つまり、自己破産の申立てをしても認められないケースが出てくるのです。

 

絶対に免責が受けられないというわけではありませんが、難しくなりますよね。

 

そもそも「自己破産」を選ぶなんて相当切羽つまっているでしょうから、それすらも許されないとなるとどうなるのか?そう考えると、怖くなってしまいます。

 

私もハマるタイプなので、自己管理をしっかりして「課金しない」「一定時間が経過したらやめる」というルールを守っていきたいと思います。

 

ゲーム課金の他にも、人形にお金をかけすぎてしまう「ドール沼」など、趣味にお金を使いすぎて家賃も払えなくなり、自己破産するケースも増えている、ということ。

 

 

しかも、ゲーム課金もそうですが、中年層が急増しているというのは、やはり仕事や家庭のストレスと関係あるのでは?

 

会社づとめの方は、会社では上司と部下の板挟みになり、家に帰ると、子どもに反抗されたり、妻に文句を言われたりする年齢ですものね。

 

それと、若者層に比べたら、「お金が無い」と言っても、ある程度自由になるお金はあるわけですから、「少しだけなら良いだろう」と課金を続けているうちに抜けられなくなることも。

 

ゲームに興じる事自体、小さい頃からゲームに親しんでいる若者世代に比べて慣れていない、という理由もあるでしょう。

そもそもストレス解消で始めた趣味がこうじて、人生が狂ってしまうなんて皮肉過ぎます。

 

趣味に没頭することは精神衛生上とても良いことなので、夢中になりながらも、どこかでブレーキを踏むことができるようにしたいものです。