JUGEMテーマ:クレジットカード
さすがに大分浸透してきたとは言え、いまだにクレジットカードとVISAなどが付いたデビットカードを混同している人が多いです。
まあ、VISAとついているから必然的にクレジットカードと同じだと思われるのでしょうが、そうではありません。
「デビットカードでローンを組めるの?」という質問をしている方がいらっしゃいますが、もちろん、デビットカードでローンを組むことはできないのです。
デビットカード=現金払いなので分割払いができないのは理解していても、「VISA(JCB)のデビットカードならできるのでは?と思われるかもしれませんね。
このVISA(JCB)デビットカードについては、VISA(JCB)カードが付帯しているため、一括払いで購入する場合に限り、クレジットカードのように利用することができます。
※Masterカードとして利用できるものもあります。
一括でお買い物をする場面では、「クレジットカード払いで」と言えば使えます。
「現金払い専用カード」だと思っていたカードが、不思議なことに お店で使うと、クレジットカードとして使えるのです。
また、レストランでも使用できます。
ただし、本来はデビットカードであることを念頭に置かないと、「分割払いができる」と勘違いしてしまうかもしれません。
その勘違いしたままお店に行って、VISA(JCB)デビットカードを使って「分割払いにしたい」と言うと…「お客様、このカードでは分割払いはできません」と断られてしまいます。
同様に、キャッシングも利用できません。
また、お店によっては「デビットカードだから」と断られることもありますので、その場合は潔く諦めましょう。
決済の関係上、即時引き落としができないこともあるので、「デビットカードだから断られた」とは思わない方が良いですよ。
ただ、ブラックだったり、すでに多重債務でクレジットカードが持てない人にとっては、非常に助かるカードなので、大切に扱う必要があります。
それに、今はデビットカードをいくら利用しても、クレヒスが付くわけではありませんが、将来的にはこのVISA(JCB)デビットカードの利用履歴が、クレジットカードの利用履歴として認められる日が来るかもしれません。
今のところそんな話はありませんが、あくまでも希望的観測です。
いずれにしても、せっかくの貴重なカードですから、「裏技」と言いながら無理やり後払いにしてもらう、なんていうセコいことはしないで、正しく利用したいものです。
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デビットカードとクレジットカードの違いについて、具体的に比べているサイトがあるので、以下にまとめました。
デビットカードと通常のクレジットカードの違いは、大きく分けて3つあります。
●銀行口座の残高の範囲内でしかカードを使用できない。
デビットカードは、カード発行会社の銀行口座の残高の範囲内でしか利用できません。
10万円の残高があれば、10万円分のデビットカードを使うことができます。
ただし、クレジットカードにも利用限度額がありますので、ここはあまり気にしなくてもよいでしょう。
デビットカードの場合、手持ちのお金の範囲内でしか買い物ができないので、多重債務者になる可能性は極めて低くなります。
クレジットカードでの使い過ぎが心配な方は、デビットカードの方が良いかもしれませんね。
●デビットカードには与信審査が無い。
デビットカードは指定された銀行口座の残高の範囲内でしか利用できないため、一部の銀行のデビットカードを除いて、デビットカードを発行する際には審査がありません。
つまり、デビットカードを発行している銀行の口座開設と同時に申し込めば、数日から1週間程度でカードが届きます。
これが、「信用情報に金融事故があってもデビットカードを持てる」と言われる所以です。
「デビットカードは決済と同時に引き落とされる」 これが、デビットカードとクレジットカードの最大の違いです。
引き落とし金額は、支払いと同時に銀行口座から引き落とされます。
また、クレジットカードを持っていれば、月単位で商品やサービスを購入することができますが、デビットカードは使えません。
要するに、「前借り」を伴う支払いには使えない、ということですね。
デビットカードで唯一前借りができるのは、VISAイオンデビットカードとなります。