デビットカードとデポジット型ライフカードの違いは?

クレジットカード・ローンの審査

債務整理直後でも作れるクレジットカードは無い?

債務整理直後でも作れるクレジットカード」なんて無い、というのが世間の常識ですよね。

だけどこういった情報というのは、ネット中に溢れています。

私も、債務整理をした直後にはよく探したものです。

パソコンで調べる

債務整理をする前には「もうお金を借りるのはコリゴリ」と思ったにも関わらず、生活の苦しさから「債務整理直後でもお金を貸してくれるところ」や「債務整理直後でも作れるクレジットカード」の情報を求めてしまったんですね。

今となっては、恥ずかしい気もします。

債務整理直後でも作れるカードの所得方法教えます」というようなタイトルで、まことしやかな情報を販売しているところがあります。

中には、「VISAデビッドカードを所得すること」と書いてあるだけのひどいものもあるみたいですよ。

これは、わざわざ情報を買わなくても、今ではほとんどの人が知っていることです。

念の為、デビットカードについて書いておくと。

SURUGA銀行と楽天銀行、ジャパンネット銀行(現paypay銀行)、りそな銀行や、三菱UFJ銀行などで作ることができます。

VISAということで、債務整理時にVISAカードが含まれていたり、楽天銀行に負債があった場合「デビットカードと言えども作れないのではないか?」と心配になる方もいらっしゃいますが、問題なく作れます。

※現在、VISA,JCB,Mastercardが付いたデビットカードが発行されています。

デビットカードでお金は借りられないがカード払いはできる

「デビットカード」なので当然ながらお金は借りられませんが、ショッピング一括払いの時だけはクレジットカードと同じように使うことが出来ます。

お店に「VISA」と書いてあるところなら、普通に「VISAカードでお願いします」と言えば、利用できますから、その辺はとても便利ですよね。

でも、やっぱりローン機能付きのクレジットカードが欲しいんですよ。

借金を背負っているのに、まだ懲りずに借りるのかと思われても仕方がないのですが、欲しいという気持ちはわかります。

贅沢品ではなく、ある程度値段が張るものを買い換えなければならない時に、ローンが組めないととても困るんですよね。

貯金をすれば良いのですが、貯まるのを待たずに突然壊れてしまうものもありますから。
「突然の出費」はどこの家庭にでもあるでしょう。

まあ、そういった気持ちを逆手にとって、こういう商材を販売するんですが・・・

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デポジット型ライフカードは債務整理直後でも審査に受かる?

そんな、クレジットカード難民に最適なのが、デポジット型ライフカード

年会費5,000円(税抜)と10万円以上の保証預り金(ゴールドカードだと年会費1万円で保証金20万円から190万円まで)で、同額まで利用できるという、まさに「待ち焦がれていた」カードです。

しかも、今まで審査に落ち続けていた人でも、デポジットすれば、ほぼ審査に受かるというのが、嬉しいですよね。

ただ、債務整理直後でも本当に取得できるの?審査には通るの?ということが知りたいのでは?

やはり、過去に、ライフカードを債務整理したり、系列会社のアイフルに迷惑をかけていた場合は、審査に落ちる確率は高いようです。

あと、自己破産の免責を受けてから1年以内だと、取得するのは難しいということ。

とは言え、実際に喪明け後に「デポジット型ライフカードの審査に受かった」という方は多数いらっしゃるので、上記の項目に当てはまらない人は、クレジットカード取得のチャンスかもしれませんよ。

デビットカードとデポジットクレジットカードの違いは?

では、デビットカードとデポジットクレジットカードの違いは何でしょう?

デポジット型クレジットカードの特徴は

○ETCカードを発行することができ、Apple Payに登録することができる
ただし、新幹線のエクスプレスカードは発行できないようです。

○扱いはクレジットカードなので、デビットNGの扱いのサービスを利用することができる
例えば、Netflexなどの映画の契約、格安SIMなどの契約、レンタカーの支払いができたり、海外のホテルのデポジットも。

大きなデメリットとして挙げられるのが、使う金額の2倍のお金を用意する必要があることです。

例えば、年会費1万円で利用限度額90万円のカードを作りたい場合。

カードを受け取る際には、91万円の現金を代引きで手渡ししないと、カードが受け取れない仕組みになっています。

その後は、90万円の限度額を持つクレジットカードとして機能します。

 

デビットカードとデポジット型クレジットカードの違いは?

翌月10万円の商品を購入したとしましょう。

限度額が90万円なのだから、10万円の商品を翌月買った場合、90万円から引かれるのでは?と考えるのが当然なのですが、システム上、1回の支払いにしか使えないので、90万円とは別に10万円を翌月に支払わなければなりません。

ということは、このカードを使って10万円の買い物をするためには、最低でも20万円+年会費を現金で持っている必要があるのです。

もちろん、デビットカードであれば、銀行口座に10万円があれば引き落とされますよね。

「えー?そんなにお金が無いよー」という方は、限度額を少なくしておけばよいのです。

高価な商品を買ったとしても、分割払いにはできないのですから、5万円程度のデポジットを入れておき、クレジットカードでないと決済が難しいものを、翌月の給料から一括して支払える金額分だけ使うようにすれば、そんなにダメージも無いでしょう。

デビットカードは債務整理直後にとっては便利なカードですが、普段使いでもダメなサービスが結構ありますし、キャンセルや予約の際の二重払いや二重返金でトラブルになることも。

実は、私も、なんどか二重に引き落とされていて、対処してもらった経験があります。
できれば、デポジット型クレジットカードとデビットカードを上手く使い分ければ、現金のみの生活より何倍も便利になりそう、と思いませんか?

 

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