最近は、「いつも通っていたお店が、ある日突然閉店していた」なんていうことは日常茶飯事。
ついこの間も、近所のこじんまりと家族経営していたお店が数軒閉店してしまいました。
近所で立ち話をしていたら、「◯◯さんが勤めている◯◯も、実は先月倒産していたのよ」というショッキングな話も。
自己破産とか倒産とかいう言葉は、あまり現実味が無い人の方が多いのでしょうが、任意整理を経験している私にとっては、決して他人事ではありません。
ましてや、子どもの頃から利用していたお店が無くなってしまうとか、いつも前を通って通学していた会社が倒産するとなれば、とても寂しいものです。
数年前なら「田舎だからねぇ」で済ませていたのですが、今や大企業でも、倒産の危機を迎える時代。
「明日は我が身」という感じが、ひしひしとしてきます。
雑誌の見出しを見ていたら、「年収2,000万円だった実業家の転落人生」という記事が。
確かに、「青年実業家」がもてはやされた時期があって、うまく波に乗れれば成功できたんですよね。
とは言え、才能と努力は必須ですが、今や、どんなに才能に恵まれていても努力をしても、なかなか順調に会社を運営できない時代なのかな?
「ふるいにかけられた」と考えれば良いのかもしれませんが、本当に幸運を手にした一握りの人たちだけが、成功できるような気がします。
この元実業家の男性も、生命保険や宅配弁当など、本当に手広く事業を拡張していったそうなので、世の中がバブル景気の頃なら、こんなに一気に業績が悪くなることも無かったのかな?と。
だけど、今は建設作業員というきつい仕事を選んで、とにかく朝から晩まで額に汗して働いているわけですから、それはそれで立派なことだと思いますよ。
「転落人生」なんて言うと、てっきり今は無職でホームレスなのかと。
まあ、何が幸せなのかは、自分じゃないとわからないですから。
スマホがひとり一台の時代になり、なんでもネット通販で買えるようになった末に、店舗経営そのものが危うくなっているんですよね。
だから、好景気の時にどんどんできた店舗同士で、お客の奪い合いになり、結果潰れるところが増えたのでしょう。
お店の雰囲気が良く、店員さんも親切なところほど潰れてしまうような気もしますが・・・
なんだか「生きにくい」世の中だなー、なんて悲観的な気分なってしまいます。
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ただでさえ、年末も近くなり、借金の催促に追われていた辛いクリスマスやお正月を思い出して暗い気持ちになる時期なのに、こんな話ばかりしていたはいけません。
夢を持たなくては!
となると、宝くじの話題になってしまうのですが。
今年の年末ジャンボ宝くじで「聖地」のひとつとして脚光を浴びているのが、佐賀県の離島である高島の「宝当神社」なのだそうです。
もう、名前だけでも「高額当選しそう!」ですよね。
実は数年前から、島おこしの一環として、島の人達が神社のPR作戦を始めたところ「実際に当選した」という人が現れた、というのがきっかけで有名になったとか。
それにしても、宝くじ発売の時期には、離島にも関わらず観光客でいっぱいになるそうですから、相当な人気なのでしょう。
もう少し近ければ、私も行きたいですから。
おそらく、その中には、借金を抱えた方も含まれるのかな?なんて要らない想像をしてしまいます。