ズバリ、あなたの借金はいつ返せるのでしょうか?
それても永遠に返せない?
そんな単純なことさえ、自分ではわからなくなるのが多重債務になった悲しさです。
だいたい、1万円単位で借りていれば、「来月利息と一緒に引き落とされるから、少し多めに口座に残しておこう」で済むのです。
10万円借りたとしても、月々5,000円くらいなら管理できます。
それが、10万円借りた翌月にまた10万円借りて、すぐに返すのなら良いのですが、借りられることに味をしめてしまうと、どんどん借金沼に落ちてしまいます。
沼といえば、ゲーム課金やパチンコなど、はたまた趣味の人形に没頭するあまりドール沼にはまってしまった人など、生活費以外での借金で苦しむ人も増えているのも現代の特徴です。
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○ドール沼にはまってしまったCさんが、借金に苦しんだ末に借金を清算した話。
Cさんは、親におもちゃや服をたくさん買ってもらえなかった幼少期を補うかのように、自分で仕事をして給料をもらうようになってからは、服をたくさん買いすぎたことに罪悪感を感じていたようです。
そんなある日、彼女はネットで見た人形に一目惚れ。
「この子の服を買うなら趣味のためだし、誰にも文句は言われないだろう」と思って買い始めたのですが、マニアックな服って結構高いし、あれやこれや買ってしまい10万円はあっという間。
そのうちに、「この子に友達を作らなきゃ」と思ってまた一体。
「彼氏を作ってあげなきゃ」と増やしいてくうちに、ドールが部屋を占拠するまでに増えていきました。
そしたら「この子達のためにもっと広い部屋に引っ越さなきゃ」と家賃の高い部屋に無理して引っ越し、頑張って貯めた貯金をすべて使い果たしてしまったのです。
ここで目が覚めれば良かったのですが、すぐに消費者金融で30万円の借り入れができたところで、それに味をしめて、自分のお金のように何度も何度もお金を借りてしまう日々。
気がついたら300万円の借金を抱え、月々の返済額は8万円までになっていました。
また、人形にお金をかけていたので、自分の服や化粧品はおろか、食事も減らさなければならず、一日一食、二食で我慢していたとのこと。
みるみる顔は青ざめ、痩せたことを心配してくれていた友人が親身になって話を聞いてくれたことで、ようやく事態の深刻さに気付き、借金を清算する決心をしたのだそうです。
何か好きなものがあって没頭するのは悪いことではないのですが、「何事もほどほどに」という言葉はどんな趣味にも当てはまりますね。
借金に苦しんでいると、借金返済ができるようになるのはいつになるのか? いつになったらこの苦しい人生から抜け出せるのか? ということで頭がいっぱいになります。
借金を早く返すには「お金のことをどれだけ理解しているか? 」にかかっていると言えるでしょう。
借金を完済して苦しい生活から抜け出すためには どうすればいいか?
○「お金にコントロールされている」から「お金をコントロールする」立場に変わること
○お金に関する正しい知識と管理する力を身につけること
なのですが、頭ではわかっていても、なかなか難しいものです。
まずは、「自分は今お金にコントロールされているんだ」ということを認め、逆の立場になれるように努力するところから始めましょう!