無利息融資と言うと、よく消費者金融などで「期間中は何度借りても利息ゼロ」とか「初回限定で1ヶ月利息タダ!」なんていうキャッシングが頭に浮かびますね。
正直、昔はそういうのに結構お世話になったな〜。
当時はグレーゾーン金利で貸してくれるところがいっぱいあって、20%超えなんてザラだったし。
だから、最初の1ヶ月だけでも利息がかからないって、本当に助かるんですよね。
中には「何度でも無利息で使えます!」っていう消費者金融で、無料期間内に借りては、他で借りたお金返す、みたいなギリギリのやり方してた人もいたらしいけど…。
私は、ちょっとそこまではできなかったですけどね。
とにかく、無利息というのは借金を抱えれば抱えるほど、魅力的なものなのです。
その「無利息」という言葉に惹かれて借りたはいいけど、結局ズルズルと借りることになり、借金がどんどん増えてしまった、なんていう失敗談もありますが。
もちろん、借金を抱えて無くても、「すぐに返せるんだけど、今ピンチなので借りたい」なんていう場合にも助かりますね。
この消費者金融などでのキャッシングの他にも公的なものもあるんですね。
専業主婦の借入れが難しくなったり低所得層が多い母子家庭の借入れが難しくなったりする今、こういった形での借り入れも、今後重要になってくるでしょう。
無利息融資、特に母子家庭や未亡人の方などを対象にした融資について調べてみました。
◯母子家庭や寡婦の方が受けられる、地方の公共団体が無利息でお金を貸し出す制度です。
◯母子福祉資金及び寡婦福祉資金貸付で受けられる融資は、13種類で、そのうち無利息で融資を受けられるのは9種類(事業開始資金、事業継続資金、就学資金、就学支度資金、技能習得資金、修業資金、就職支度資金、医療介護資金、特定児童扶養資金)です。
さらに無利息ではありませんが低金利で受けられる融資として、生活資金、住宅資金、転宅資金、結婚資金があります。
ということ。
こんなに種類があったんですね。
意外と認知されていないものもあるのではないでしょうか?
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母子家庭の方だと、よっぽど収入が高くないと、民間の金融機関からの借り入れは難しいでしょうから、この制度が利用できれば心丈夫だと思います。
ただし、1ヶ月以内という制約があったり、条件が合わないと借りられない場合もあるため、係の方と相談したり、自分でもネットなどで情報収集しておいた方が良いですね。
それと、「無利息で」と言っても貸付なので、支払いが疎かになって滞納したりすると、違約金の支払いが発生してくることもありますから、注意が必要です。
その他、母子家庭に限定しなくても、いつも書いている生活福祉資金貸付制度を利用する際にも、保証人を立てれば、無利息でお金を借りることは可能です。
低所得者、高齢者、障害者世帯のための制度なので、「急に収入が減ってしまって生活できない」なんていう場合には、利用できるかどうか相談してみてはいかがでしょうか?
ただ、保証人を立てなくても低金利で貸付してくれるようになったことや、民間の金融業者での審査に落ちる人が増えてしまったことから、毎年借りたい人が増加しています。
その分、審査が通りにくくなったり、申込みの敷居が高くなったりしているという事実があるのも確かです。
すぐには借りられないことを承知の上で、「とにかく相談に乗ってもらう」という気持ちで出かける方が良いのかもしれません。