自分の仕事が無くなる?ロボットやAIに取られる時代
40代で無職だけどクレジットカード作れる?なんていう質問を見つけました。
少し前から、中高年の就職難が話題になっていますね。
今まで働いていた会社が突然倒産したり、感染症の影響で失業した人も多いです。
中には、「会社はあるけど自分の仕事が無くなった」という方まで。
自分の仕事が無くなるという意味は、新しい人が入って居場所が無くなるということもあるでしょうが、他にも本当に仕事がなくなるということがあるのです。
どういうことか? 例えば印刷関係の仕事。
今まで手作業でしていたものが、パソコンでほとんどの作業が出来上がってしまうものだから、仕事そのものが必要無くなった方は多いでしょう。
パソコンだけじゃなく、工場においても、機械がカバーする範囲が広くなっていますから、人員整理はやむを得ません。
シャープやその他の大手企業でも、人員整理をする時代ですから、一流企業に勤務していても安泰では無いのです。
ロボットの開発も進んでいますから、近い将来、人間が単純作業をする必要が無くなるという話もありますよね。
突然会社を辞めさせられる恐怖
「そりゃあ楽チンだ」なんて思っちゃいけないですよ。
その分、無職の人が増えてしまうわけですから。
単純作業って言っても人間が見てないといけない部分はあるし、極めればプロです。
それでも、容赦なく首を切られることもあるんですよね。
いや、仕事内容に関わらず、例えば資格を持っていたり専門職に就いていたりしていても、会社を辞めさせられる方は跡を絶ちません。
今や、会社勤めをしていてもサバイバルの時代と言えるでしょう。
40代と言えば、サラリーマンなら会社で一番信頼される立場で部下を抱えて最前線で働いているイメージ。
子どもも大きくなり学費もかかるようになって、住宅ローンも重くのしかかっている、そんな世代です。
そんな大黒柱と言えるお父さんが、突然無職になったら?
真っ先にお金の問題が浮上してきます。
冒頭の「40代で無職だけどクレジットカード作れる?」という方も、止むに止まれずネットで相談されたのでしょう。
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無職だとクレジットカードは作れないしお金も借りられない
以前も書きましたが、無職でも次の働き先が決まっていたり繋ぎのアルバイトでもしていれば、収入はゼロではないし、純粋に「無職」という枠からははずれます。
だから、クレジットカードの審査に合格する可能性はあると思います。
ただし、年収や職業の部分で不利にはなりますので、審査に落ちる可能性も高いということ。
クレジットカードだけじゃなく、ローン審査についても同じことが言えるでしょう。
だけど、無職になって現金が心もとない時だからこそ、クレジットカードが利用したいんですよね。
働く気はあるから、就職先さえ決まれば返せるのに…と悔しい気持ちで居る方も少なくないと思います。
そんな時には、公的資金に頼るという選択肢もあります。
いつも書いているように生活福祉資金貸付制度を利用する方法も。
敷居が高く、「なかなか審査に受からない」という話はよく聞きますが、失業者向けの貸付などもあり、40代でそこそこのキャリアがあれば、猶予期間に仕事を見つける確率も高くなるので、貸してくれるかもしれません。
利息もほとんどかからないので、本来なら、真っ先に選択肢に入れたいところですよね。
とにかく、無職になったことを悔やむより、これからどうするか?を考えた方が、自分のためにも家族のためにも良いことだと思いませんか?
追記:「無職でも、さすがに貯金が一億もあったら、クレジットカードの審査に通るでしょう?」と思って調べてみたのですが、ダメみたいですね。
そもそも、クレジットカードは長く使ってもらいたいわけで、定期収入があるかどうか?が審査に受かるかどうかの判断材料になるのです。
それに、申込み時に「資産はいくらですか?」なんて聞かれることも無いですから。
不動産担保ローンなら、資産の価値や金額によっては、無職でもローンが組めることもありますが、基準が違います。
一億も貯金があるのなら、まずは起業して仕事を始めるくらいのことをしないと、社会人としては認めてくれないということですね。