私のように常にお金に困っている人が、「今度こそ宝くじに高額当選して一攫千金だ!」と思ってもなかなか当たらないものです。
やはり、何に対しても欲得だけで行動してもダメだ、という見本なんですが、そういう人に限って「これだけ買っても当たらないんだから、宝くじって最初から当選する人が決まっているのでは?」なんていう疑惑を持ったりするんですよ。
中には、長年研究して実証されている方も居るのでしょうが、たいていの人は、自分が当たらないことへの不満を「最初から当選者は決まっている」説にぶつけているのでしょう。
「宝くじは当たる人が決まっている」と言う人の意見には、大きく分けて2種類あります。
1つ目は、「宝くじに当たる人は、高額納税者の中から選ばれる」というもの。
高額納税者は、いくら稼いでも多額の税金を払わなければならないので、裏で節税対策をしている人が多いのです。
そのため、高額納税者は、自分の収入の一部を宝くじの当選金と偽って、収入を確保しようとしているのではないかという意見が多くありました。
宝くじの当選金には税金がかからないため、高額納税者は節税対策をする必要がなく、稼いだお金を自分のものにすることができるというわけです。
また、地方自治体にとっても、当選金額を支払う必要がなく、収入を手元に残すことができるので、メリットがあります。
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宝くじに当たる人は決まっているという2つ目の意見は、「当選番号があらかじめ決まっている」「ルーレットを操作して当選者を決める」というもの。
「特定の人を宝くじに当選させてお金を渡す」ことを裏でやっていて、ルーレットを回す前にすでに数字や当選者は決まっている、という説で、割合多くの方がこの説を信じているようです。
また、宝くじに当選した人については、政治家や銀行の上層部などではないか?という意見が多く、特別な枠を用意して当選金額を政務活動費として秘密裏に使用している、という声もあります。
政治活動には多額の費用がかかるので、宝くじで得たお金をそこに充当するのでは?ということですね。
どれも、まことしやかに説明されると、つい信じてしまいそうになりますが、現実的ではない気がします。
他に、宝くじの当選者を裏で操作しているのではなく、宝くじの当選者は意思ではなく運命で生まれたときから決まっているのでは?という説もあるんです。
実際に宝くじの当選者が運命で決まるかどうかを検証することはできませんが、自分の運命の数字を宝くじの番号に組み込むことで、運を引き寄せる可能性が高まるという声は多く聞かれます。
運命の数字は、生年月日からのすべての数字を足して、結果が一桁の数字になるまで計算を繰り返すことで算出されます。
例えば、1995年9月9日生まれの方は、1 9 9 5 9 9=42となり、計算結果の4 2が運命の数字となり、4+2の6が運命数です。
宝くじを購入する際には6を意識して購入すると、運命を引き寄せる確率が高くなる、と言われています。
発売6日目とか6の付いた日にちに買うなど、宝くじの番号以外の要素も意識してみるといいかもしれません。
また、宝くじが当たりやすい人には様々な特徴があることが知られており、宝くじが当たりやすい誕生日というのも有名です。
宝くじが当たりやすい誕生日は1月20日から2月18日で、この間に生まれた人は他の誕生日の人よりも当選者が多くなっています。
上記以外にも、4/20~5/19、12/22~1/29にも当選者が多いので、これらの日に該当する方は、宝くじの購入を検討してみるのも面白いかもしれません。
宝くじが当たりやすい人は、誕生日以外にも、「10年以上宝くじを買っている」「60代」「血液型がA型」などの共通点があるそうですよ。
結局、宝くじに当たるか当たらないか?というのは、運以外の何物でもなく、その運をどうやって自分に引き寄せるか?が鍵になっているのでは無いでしょうか?
個人的には、「宝くじに当たる人は決まっている」という意見はあくまでも参考程度にとどめておいたほうが、夢が持てていいのか?と思いますよ。