宝くじにも時効がある
“宝くじの「時効当せん金」は毎年100億円以上”という記事が、ヤフーニュースで取り上げられていました。
宝くじにも時効があるんですね。
普通は、悪いことをしたり、借金を滞納した人が、罪を逃れる時に使うのかな?と思っていましたが、宝くじ当選という幸運を手に舌にも関わらず、気づかずに換金しなかった場合も、時効と呼ぶのだそうです。
宝くじの公式ページにも、こう書かれていました。
“当選を夢見て購入する宝くじですが、当選番号を確認しなかったために、当選した宝くじを引き換えることなく、支払い期間が過ぎてしまう宝くじ当選者が後を絶たないのです。
宝くじの当選金の支払い期間は、当選金の支払い開始日から1年間で、それを過ぎると「時効」となります。
2008年度に確認された時効当せん金は、127億円でした。
これは、2009年度の宝くじの総売上高7,866億円の約1.61%に相当します。
これらの期限付き当選くじのうち、4億円以上の当選が1本、1億円以上の当選が7本あり、200万円以上の時効当選金は28億円以上におよび、当選くじ全体の約20%にも達しています。”ということ。
残りの80%は、100円から300円と言った小額だそうですが、200万円以上で換金しないとなると、よっぽどの事情がある方か、単純に忘れている方が多いんでしょうね。
確かに、宝くじって、買ったときには「当たったらどうしよう?」とか「何に使う?」なんて、かなり具体的なことまで考えるのに、「どうせ当たらないから」とある程度時間が経つと忘れてしまい、当選発表の日さえ頭に入っていなかった、なんていうことも。
他人のことだと、「せっかく買った宝くじのことを忘れるなんて」と非難してしまいますが、もしかしたら、自分も同じようなことをしてしまうかもしれません。
時効2日前に6,000万の当たりくじを発見した男性の話
外国の話ですが、その時効2日前に、ギリギリセーフで宝くじを発見した男性が居たのです。
随分前のニュースですが、1年以上前に買った宝くじを、うっかりシャツの胸ポケットに入れたまま忘れていた男性の話を読んだことがあります。
なんと、当選金額は6,000万円!
なぜその男性は、宝くじを急に探そうと思ったのでしょうか?
たまたま見た地方ニュースで見た宝くじ販売店に見覚えがあり、「まだ名乗り出ていない高額当選者が居る」と言っていたからです。
その店は、彼が宝くじを買った店だったのですが、それでも自分が当選したとは思えず、「あとで調べてみよう」と悠長にかまえていました。
もし私がその場にいたら(いなかったけど)、「早く調べてよ!」と言っていたでしょう。
ただ、支払い期限の2日前に調べることにしたのは、幸運の女神のおかげだと思いますよ。
宝くじをどこに置いたかも忘れていた男性は、あちこち探したのですが見つからず。
「当たってなかったことにしよう」と諦めかけたその時、クローゼットの中にあるシャツがなんとなく気になり、ポケットの中を見てみると・・・
そこには、宝くじが入っていて、すぐに調べてみたら、6,000万円の大当たり!
スポンサードリンク
当たりくじを発見した男性が取った行動は?
シャツのポケットに入っていた当選券を見て、男性はどうしたと思いますか?
嬉しくて飛び上がった!と思ったのですが、「窓から頭を出して、深呼吸した」でした。
まず、自分を落ち着かせようとしたのではないでしょうか?
自分ならどうしただろう?と考えてみましたが、意外と冷静に行動しようとするかな?
それどころか、気持ちが入りすぎて、階段を踏み外すして大怪我するような気もします。
いずれにしても、もう少しで大きな財産を逃してしまうところだったこの男性は、当選金をどのように使ったのでしょうか?
彼は当選金を分割で受け取り、子供や孫たちと家族会議を開いて話し合った上で使いみちを決めたそうです。
このことからもわかるように、60代で警備員をしている男性は、誠実で家族思いの人なんでしょうね。
真面目で働き者、稼いだお金をコツコツ貯めて、楽しみで宝くじを買っている。
こういった方が、高額当選者に多いというのもよくわかります。
いつも書いているように、私のように借金で一攫千金を夢見る人たちとは大違いで、お恥ずかしいです。
まずは、コツコツと貯金をするところから始めないと。