JUGEMテーマ:借金返済
ミネルヴァ破産の件、破産当初はこう書かれていました。
破産した「東京ミネルヴァ法律事務所」が、金融業者から回収した過払い金約30億円を依頼者に返還せず流用した疑いがあることが、第一東京弁護士会への取材で分かりました。同会は業務上横領や背任などの容疑に当たる可能性があるとみて、刑事告発も検討しているといいます。
— 時事ドットコム(時事通信ニュース)
2年経った今、
実質的に運営していたとみられる広告会社側が不正に資金を流用したとして、顧客17人が6000万円の損害賠償を求める裁判を起こしました。
-yahooニュースより
ということ。
もう、こうなったら過払い請求は弁護士には頼れないのか?となってしまいますよね。
過払い請求に限らず、自己破産も自分でした方が良いのか?と思った方も多いでしょう。
自己破産の手続きについては、以前「自分でするのは難しい」と書いてきましたが、結構個人で手続きするための本が出ているんですね。
そして、驚いたことに、売り切れになっている本も多いんです。
中には、出版されたのが何年も前というのもあるので、現在は在庫がないのかもしれませんが・・・
それにしても、こういった本ってそんなに売れるものではないですから、債務整理ははしたいけれども、弁護士さんなどに頼む費用はない、と言う方が多いのかな?
それとも、「自己破産ってどんなものなんだろう?」と興味本位で読む方もいらっしゃるみたいです。
自己破産の手続きを自分でするにしろ頼むにしろ、多少知識はあった方が良いので、本は読んでおいた方が良いでしょうね。
でもまあ、あまり書籍ばかり読みすぎても、「自分は本当に債務整理できるのか?」と怖くなることもあるので、1冊くらいにしておきましょう。
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裁判所に提出する書類というだけで、尻込みしてしまいますが、書き方さえ把握すれば何とかなるものです。
ただし、下手に書くと免責が受けられない場合があるので、その辺は慎重に。
特に、「自己破産に至った理由などを綴る反省文」のようなものがあるのですが、「完璧に書いてくる方はほとんど居ないです。」と弁護士さんが言っていました。
確かに、何をどのように書いたらいいのか?アドバイスが無いとわからないことも多いです。
ひとりで手続きをするかどうかは決められないけど、とにかく自己破産について詳しく知りたい、という方には、こんな本もあります。
一問一答形式になっているので、読みやすいですよね。
自己破産だけでなく、特定調停や過払い金請求の方法についても書かれているので、債務整理全般の知識も付くと思います。
また、「借金取り立てにどのように立ち向かったら良いのか?」というような、現在借金に苦しみ、悪質な取り立てに悩まされている方にとっても役立つ情報も書かれています。
弁護士や司法書士の方に頼む時でも、最初は本当に知識が何も無くて、丁寧に教えてくれているにも関わらず、言われたことに右往左往することもあります。
事前に、少しでも知識を入れておけば、余裕を持って債務整理を進めることができるのではないでしょうか?
実は、私の場合、ネットでさんざん調べていたので、結構知っているつもりだったのですが、断片的に知識だったんだなあ、と痛感しました。
ネットで調べるにしても、専門家が書いている文章を参考にするようにして、一から学ぶようにすることが大切です。
そうしないと、たくさんある情報に惑わされてしまいますから。
書籍を読んでからネット検索すれば、また違った角度で見られるかもしれませんね。