ロト7のくじを全部買ったらいくら必要で、いくらもらえるのか?
ロト7のくじを全部買い占めるって、なんだか夢のような話ですよね。
でも、もし本当にそれをやったらどうなるのか、ちょっと具体的に考えてみましょう。
必要なお金は?
まず、ロト7のくじは1枚300円です。すべての組み合わせを買うには、なんと1029万5472枚も必要です。この数字だけでも気が遠くなりそうですが、さらに現実感を持たせるために少し想像してみましょう:
◯東京ドームに敷き詰めると、約25個分!
◯1枚ずつ並べると、「東京駅から京都駅まで」の距離に相当!
これだけの枚数を買うために必要な金額は次のとおりです。
300円 \times 1029万5472枚 = 30億8864万1600円
これはもう、個人で準備できる金額ではないですね。超大富豪でもない限り、現実的には無理な話です。
もらえるお金
では、すべてのくじを買った場合に期待できるリターンはどれほどでしょうか。1等から6等までの当選金を全部足してみると…
13億6920万6900円
しかし、これでは30億8864万1600円には全然及びません。その結果、約17億円の損失となります。
キャリーオーバーの場合
ロト7にはキャリーオーバーという仕組みがあり、1等当選者がいない回が続くと、次回に当選金が繰り越されます。例えば、キャリーオーバーが続いて1等当選金が10億円になった場合を考えてみましょう。
この場合、もらえる当選金は…
17億7000万円
でも、それでも13億円以上の損失となってしまいます。
宝くじの「夢」とは?
ロト7のくじを全部買うという壮大な計画は、理論上可能ですが、実際には全く儲からないという結論に達します。
どれだけの資金を投じても、得られるリターンはそれに見合わないため、この計画を実行に移すべきではないでしょう。
宝くじは、少額で大きな夢を買うもので、少しの投資で大きな当たりを狙うのが楽しみ方の一つです。
友達と「当たったら何に使う?」なんて話をするだけでもワクワクしますよね。
それが宝くじの醍醐味です。
実際に当たった人の話
ちなみに、実際に大当たりした人たちの話を聞くと、かなり面白いエピソードがたくさんあります。
例えば、一度に何億円も当たって人生が大きく変わった人や家族や友人にプレゼントをしたり、夢のマイホームを建てたりする人たちも。
逆に、突然大金を手にしたことで、舞い上がってお金を使いすぎてしまい、破産まてしてしまう人も多いようです。
また、大金を持っていることで、トラブルに巻き込まれることもあるので、当たった後の計画も大切です。
楽しみ方は人それぞれ
ですので、ロト7を楽しむためには、無理のない範囲で少しずつ購入するのがベストです。
そして、当たったら何をするか、どんな夢を実現するかを考えるのが楽しいですよね。
友人や家族と一緒に「もしも」の話で盛り上がるのも、宝くじの醍醐味の一つです。
最終的に、ロト7は「夢」を買うもの。
現実的には全てを買い占めることは無理でも、少しの投資で大きな夢を見て楽しむのが堅実なのは確か。
それでも、「10万円分買ったら?」とか「100万円使ったら当たる?」など、豪快な買い方をするのも、「経験を買う」と思えばいいのかもしれません。
どんな買い方をしても、「後悔しないこと」が一番ですよね。