秋が一歩一歩近づいてくるような気がしますが、10月は値上げの季節でもありますね。
消費税が10%になったのも10月でしたから。
食品に加えて、電気・ガスの料金が値上げになったら、多重債務中や債務整理後の人にとっても、とても痛い出費となります。
ただでさえ、コロナ渦で生活費にも困っている人が増えているというのに。
もっとも、電気に関しては自由に選べる時代になってきましたが、それでもお金がない人にとっては、「そんなに変わらない」という気にもなります。
実際、多重債務時代は、公共料金が支払えなくて滞納を繰り返していた時期もありました。
借金返済で収入のほとんどが、羽が生えたように飛んでいってしまうので、公共料金や税金が、いつも後回しになってしまうんですね。
今考えれば、「借金」は返さなくてはならないものだけど、ライフラインに直結する「電気・水道・ガス」などの公共料金の方を優先すべきだったのですが・・・
ガスに関しては、顔見知りの集金員の方が取りに来ていたので、「来月まとめて払うから」とか「滞納分は少しづつ払うから」なんて融通が利いたのですが、電気はそういうわけに行きません。
だいたい、月末に支払うべき電気代を翌月の10日くらいまでに支払わないと、督促状が来ていましたね。
それと、電気のメーターを見る方が訪問されて、「いつまで支払えますか?」と直接聞かれたり。
まあ、支払いを遅らせる方がいけないんですけどね。
水道料金に関しては、「切れると命の危険につながる確率が最も高い」ということで、比較的緩やかなようですが、市町村が委託している会社が運営していることが多いです。
となると、支払先も市町村になるので、ほぼ税金と同じ扱いになるのかな?
少なくとも、私が住んでいるところではそうです。
だから、支払日を10日過ぎると督促状が来て、数ヶ月過ぎた時点で催告状が来るはず。
実際に止められるのは大分あとになるとは思いますが、さすがに、私も水道が止まったらまずいので、督促状が来た時点で、なんとか支払っていました。
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また、住んでいるところが結構寒い地域なので、春になってもまだストーブも必要ということで、灯油代もかかります。
ガソリンが値上げになれば、それに伴って灯油代も上がりますから。
借金が無くても生活は厳しいのに、多重債務で苦しんでいる方にとっては、切実な問題になりますよね。
こんな時に、「お金が借りられれば」とか思ってしまうのですが、「ブラックでもお金を貸してくれるところ」を探しだしたら、もうアウトです。
借りにくいとは言え、生活福祉資金のような公的資金もあるので、困ったらそちらに相談しに行く方がまだ良いでしょう。
「だけど、敷居が高くて」という方にとっては、なんとか自力で稼ぐ方法を見つけることをおすすめします。
考えると結構いろいろあるんですよ。
いつも言っているように、ネットオークションで物を売るとか。
今はメルカリのように、スマホで完結できて匿名で売買できるサービスもありますから。
あと、「1日だけ」とか「一週間だけ」など短期で稼げるアルバイトも充実しています。
お給料を日払いしてくれる会社もありますし。
切羽詰った時に、「もうダメだ」と思うか、「なんとかなる」と思うかで、人生変わってきますよね。