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宝くじに高額当選したら幸せになれるの?
とにかく、「借金苦から開放されたい!」「宝くじに高額当選して悠々自適な生活がしたい!」と願っていましたが、そうそう夢が叶うはずはありません。
だけど、その夢を実現して、一度どん底に突き落とされ、それでも這い上がってきた男性が居るのです。
宝くじで1億円以上の大金を手にした人の話を聞くと、たいていは、「お金も使い果たし、いろいろな人に騙されて人間不信になって、家にも居づらくなりひとりぼっちになった。」なんていう悲劇が多いです。
確かに、人の運勢って、辻褄が合うようになっているのなら、ものすごくラッキーなことがあった後は、不幸が待ち受けている、というもの。
それでも信じたいのが「宝くじに高額当選したら幸せになれる!」という庶民の夢なのです。
以前読んだ話ですが、ある宝くじで6億円当選した男性の現在が、結構意外な展開だったので、まとめてみました。
中卒のフリーターが高額当選した話
中卒で実家暮らしのフリーターから、システムエンジニアとして派遣社員として働くまでになっていた男性は、やっと自活できる感触をつかんでいたのです。
だけど、突然仕事を切られて無職に。
ここで、やけにならなかったのは偉いですよね。
男性はまず、宝くじを買おうと思い立ち、たまたま独学で学んでいた方位学の知識に従って、運気が上がるとされる福岡県久留米市で3,000円分の宝くじ10枚を購入しました。
そしたら、なんと、見事に宝くじ1等に当選し、3週間後には6億円を手にしていたんだそうです。
こんなにラッキーなことが起こるなんて、「もう人生勝ったようなもの」と思ったでしょうね。
こうして、貯金わずか4,000円しかなかった男性が、6億円の大金を持つ身になったのでした。
ただ、家族には宝くじ当選のことを話したものの、一度に大金を手にしたことで、周りに居るすべての人が悪人に思え怖くなり、1ヶ月ほど引きこもってしまったと言います。
だけど、この恐怖心を克服した途端、乱暴にお金を使うようになるのです。
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高額な当選金は何に使った?
まず手始めに、300万円でクロムハーツの指輪を10個購入。
ゲームセンターに友達を呼んでは、おごってあげる毎日を繰り返し、キャバクラではキャスト全員を指名して、店中のお酒を持ってこさせるという、無茶なお金の使い方をしたり。
家賃53万円のマンションに引っ越し、高級車4台と1億3000万円のクルーザーを購入し、贅沢三昧な日々を送り、3億円はあっという間に消えてしまった、ということ。
「このままではダメになる」と金遣いの荒さを改めたら、あれよあれよと、仲良くしていた友人や家族、親戚はひとり去りまたひとりと…。
とうとう彼はひとりぼっちになってしまったのです。
結果、3年で6億円を使い、持ち家は無く、車やクルーザーを全て手放した状態でした。
すべてを失ったフリーターのその後は?
普通なら、「すべての財産を無くし、ホームレスにでもなってしまったの?」と男性の末路を想像するところですが、ここからが違っていました。
男は今、全国を回って野良猫を探しに出かけるなど、結構優雅な生活をしているのです。
実は、3億円は使い果たしたものの、残りの3億円を株に投資し、資産は約5億円にまで増え、一部の銘柄では50倍になったものもあるとか。
また、カジノなどで約2億円も勝ったり(元手がすごかったのでしょうね)、総資産は、宝くじに当選した時とほぼ同じ約6億円に戻っている、のだそうですから、驚きです!
男性は「家を持つことには興味がない」という理由で、運気の良かった福岡のホテルに住み、あちこちを転々と放浪の旅にでかけている、ということ。
「また、宝くじに当選することを夢見ながら」ということですから、宝くじに当たったことを後悔はしていないんですね。
まあ、今が幸福なんだから良いのでは?と思います。
この男性は、根っからの「運が良い人」なのかもしれませんが、宝くじを購入する前に方位学を学んだり、投資の勉強もしたでしょうから、全く努力しないでお金が入ったわけでは無いんですよね。
それに、今は、「ホテルに住んでいる」以外の散財はあまりしていないようだし。
やはり、あまりに欲の塊になっている人の元には、お金はやって来ない、ということなのかな?
それにしても、羨ましい限りです!