宝くじで高額当選すると必ずバレる?
日本では宝くじ高額当選者が表に出ることはありません。
たまーにテレビに出演されている高額当選者はお見かけしますが、ほとんどの場合、体験談を話すにしても匿名で顔を隠して、ということが多いですよね。
もし私が高額当選したとしても、やはり公にはしたくないですから。
住んでいる家を突き止められて、連日寄付を強要されたり、あまり親しくない親戚や知人がお金目当てで押しかけたり、やっかみで危害を加えられることだってあります。
自分自身だけならともかく、子どもや老親にまで危害が及ぶと思うと、「お金は要らないからそっとしておいて」となってしまうでしょう。
だから、たとえ高額当選しても、誰彼かまわず「当たったのよ」なんて言いふらす人は、ほとんど居ないと思います。
それでも、ほとんどの場合バレてしまうのはなぜだと思いますか?
結論から言えば、「言わなくてもわかるから」なんです。
一番わかりやすいケースだと、お金に困っているように見えていた人(これだって自分で言う人はいませんよね)が、ある日突然羽振りが良くなったら「宝くじにでも当たった?」となりますよね。
同僚や近所の親しい人だと、ついポロリと口が滑ることもあれば、「そんなこと無いですよ。」と否定しながらも、口元がほころんでいたり。
カンの良い人なら見逃さないでしょうし、噂好きな人なら、それこそ誰彼かまわず言いふらすでしょう。
すぐに会社を辞めると「宝くじに当たった」と言っているようなもの
あと、1億円くらい当たると、会社を辞める人も多いと思いますが、まず同僚や上司にはバレると思っていいです。
退職理由をもっともらしい理由にしたとしても、多分顔が緩んでしょうし、ソワソワしてしまうものです。
それに、今まで辞める素振りも無かった人が、宝くじの当選発表以降に「辞めます」となれば、噂になること確実ですから。
また、当選金を換金するのも、なるべく離れたところの銀行でする方がいいそうですよ。
近くの銀行だと、どうしても顔なじみの人にたまたま会って、「応接室に通されているのは、もしかしたら宝くじでも当たった?」なんて噂を立てられてしまいます。
ちなみに、宝くじ当選金の受け取り方法は
●1万円以下
宝くじ売り場、みずほ銀行本支店
●1万円以上
5万円マークがある宝くじ売り場(5万円以下まで受け取り可能)、みずほ銀行本支店
●50万円以上
みずほ銀行本支店のみ
となっていて、100万円以上になると、即日換金できないため、応接室に通されるのです。
そんな詳しいことまで知らなくても、主婦同士の「あの人○○銀行の応接室に通されていたけど、なにかあったのかしら?」「宝くじにでも当たったんじゃないの?」会話から、「○○さんが宝くじで1億当たったらしい」という話にまで発展するのに、そんなに時間はかからないですから。
宝くじ売り場で当選番号を確認してもらうとバレる?
また、宝くじを大量に購入する人の中には、自分で番号を確認せずに、宝くじ売り場で確認してもらう人も少なくありません。
宝くじ売り場で当選番号を確認してもらうと、当選確認画面には当選本数が表示されますが、高額当選の場合は「高額当選券はみずほ銀行にお持ちください」と明記されているので、係の人は言わなくても、周囲の人にはわかってしまうんです。
ただし、当選金額は表示されないので、いくら当たったのかはわかりませんが、少なくとも高額当選したことはわかります。
宝くじ高額当選というのは、庶民の夢でもあり、誰もが関心を持つ出来事なので、このように、噂話になりやすいんですよね。
確かに、私が「○○さん、宝くじで1億当たったらしいわよ」と聞いたら、さすがにみんなに言いふらすことは無くても、親しい人との会話でなら、つい言ってしまうかもしれません。
他には、親しい友人だけに教えたのに皆に話されてしまった、とか、自分は変わっていないつもりなのに、なぜか友達が去っていった、など、人間関係のトラブルを抱えるようになることも。
大金を持っていることで人間不信になることも考えられますから、お金があったらあったで厄介なものです。
いや、お金に苦労している身としては、絶対にあったほうが良いんですけどね。