JUGEMテーマ:借金返済
「すぐにお金が必要」という切羽詰った言葉で検索されている方が、最近多いようです。
やはり多重債務に陥っている時も、債務整理中または債務整理後の方も、一番の問題が「すぐにお金が必要」と言うことでしょう。
いつも書いているように、今の時代「生活費が足りなくて借金を重ねるケース」がかなり多いと思います。
この間雑誌の記事で読みましたが、大卒なのに定職に就けなくて、漫画喫茶で寝泊まりしている「隠れホームレス」の方も増えているとか。
一応決まったアルバイトはあって、毎日真面目に働いているということなのですが、都会での暮らしはトラブルも多いですからね。
アルバイトでもらうお給料からなんとか支払える賃貸料では、シェアハウスのような形で家賃を折半するしか無く、同室の人に嫌がらせを受けたり、トラブルを起こされたりして、それがトラウマになって借りられないとか。
そのトラブルというのが、「どうしてもと言われ、なけなしのお金を貸してあげたら、そのまま戻ってこなかった」というのですから、お気の毒というかなんと言うか・・・
まあ、シェアハウスでは無い安くて良い物件を見つけたとしても、月々の家賃支払いはできても、新規契約の時には敷金や礼金がかかったりしますから、なかなか今の生活から抜け出せない、というのもわかる気がします。
ギャンブルでの借金やFXとか株に投資したための借金、事業が立ち行かなくなったための借金、保証人になってしまったための借金を抱えている方も、いらっしゃるかと思いますが、今は「お金がな無くて」借金を重ねてしまう人の方が多いのではないでしょうか?
「貧困」なために借金をしてしまい、その支払いに追われてまた借金を重ねてしまう、そして気が付いたら雪だるま式に借金が増えてしまった、というケースが一番増えているような気がします。
「どうしてそうなったのか?」と言われれば、自分の収入や返済能力をオーバーしていても借りられていたシステムもその一因だと思います。
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だからこそ、数年前に総量規制が行われ、貸金業法が改正されたわけです。
ただ、収入が低過ぎて、人間として生活して行く最低限の暮らしですら確保できないとしたら?
そして、そんな収入の人でも借り入れができたとしたら?
「負のスパイラル」に陥るのは百も承知で借りてしまうでしょうね。
借金には追われるけれど、当座の暮らしは保証されるという、一見矛盾したサイクルの中でも、一度回ってしまえば「当たり前」になってしまう怖さ。
それが、総量規制による収入制限が始まり、借りられなくなったわけですから、世の中に「すぐにお金が必要」な方が増えてしまっても不思議ではないですよね。
その後、お金を借りられなくなった人が、ソフト闇金などに流れるケースが増えた、としても不思議ではありません。
「貸すほうが悪いのか?借りるほうが悪いのか?」ということですが、どちらも悪いし、一生懸命働いても最低限の生活さえ保証されない社会も悪いのでは?という気もします。
いずれにしても、今は「自分でお金を作る」以外の選択肢は無い、と思ったほうが良いでしょう。
ネットで即金で稼ぐなら、「せどり」や「オークション」があります。
出品した物がその日のうちに売れれば、即金を手に入れることができるのです。
継続的に稼ぐのは無理でも、やってみる価値はありますね。