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「一生お金に困らない法則」なんて、あったら知りたいものです。
ただ、世の中には、一生お金に困らないどころか、お金持ちの家に生まれ、贅沢を贅沢とも思わずに一生を終える人も居るわけで。
なんとも羨ましい気もしますが、そういった家に生まれた苦労もあるのでしょうね。
こんな本を見つけました。
金持ち脳でトクする人貧乏脳でソンする人 一生お金に困らない55の法則 (PHP文庫)[本/雑誌] / 世野いっせい/著
筆者もきっと、生まれたときからお金持ちだった人?と思ったら、借金生活を経験されているとか。
なんでもアルバイトをしている時に、知り合いから会社を任されることになり、その後騙されて1,900万円もの借金を背負うことになったということ。
普通、一般人が一挙に1,000万円以上の借金を背負わされたら、もう立ち直れないですよね。
しかし、不動産事業で成功を収め、その後毎年3億円の収入を得ている投資家、ということですから、スケールが違います。
凡人には真似出来ない頭の構造をしているのでしょうが、もしかして考え方だけでも真似すれば、この何百分の一でも稼げるようになるかも。
なんて淡い期待で読んでみるのも良いのでは?
ここに書かれている「金持ち脳」というのも、この間書いた「お金に好かれる方法」と似通ったところがありますね。
結局は、毎日の習慣を改め、お金に対する認識を変えていかないと、貧乏人は貧乏人のまま、ということなのでしょう。
私のように、一度債務整理をしてお金に対する失敗を経験してしまうと、何事にも自信が無くなって、動けなくなるものです。
そうなると、もともと貧乏脳だったのに、ますます深みにはまってしまう、ということなのだと思います。
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よく、「失敗をカテにする」と言いますが、「お金の失敗なんてまだマシ」くらいの気持ちで、前向きに進んでいかないとダメなんでしょうね。
もちろん、反省することは必要ですが、反省ばかりしていても進歩が無いですから。
一度「どうして借金を繰り返してしまったのか?」ということを、第三者的立場で分析する、というのは必要なのかもしれません。
そうすれば、「無駄な借金をせずに賢いお金の運用をするにはどうしたら良いか?」とか「理想的なお金の使い方は?」を考えるきっかけにもなりますから。
ただ、いつも書いているように、切羽詰まった状態で居ると、長期のビジョンで考えられなくなるんですよ。
どうしても、「明日のお金をどうするか?」「今月どうやって生活していこう?」という感じで。
一度、そういった考えをリセットしようと思うと、「じゃあ、とりあえず50万円ほど借りられれば」なんていうことになってしまいますから。
これでは、本末転倒ですね。
借金体質から抜け出し、お金と対等に向き合うこと、これが借金生活脱出の第一歩かな?