JUGEMテーマ:借金返済
借金返済が辛くて宝くじを買ってみたら?
「借金抱えて辛い」と嘆いていた男性が、年末ジャンボ宝くじに高額当選した話を読みました。
いやー、でもこういうことって本当にあるんですね。
多額の借金を抱えていると、コツコツ頑張って働いて返すんだ、と最初はモチベーションも高く頑張るのですが、そのうち返しても返しても、働けど働けど(啄木風)、なかなか借金が減らないことに驚愕します。
本当に減らないんです。
何しろ、借金には利息というものが付き、長くなればなるほど増えていくような仕組みになっているのです。
だけど、稼いだお金をすべて借金返済にあてるわけにはいかず、大部分は生活費に消えてしまいます。
その中から、やっとの思いで捻出するお金ですから、たかが知れているのですが、それでも10円でも20円でも多く支払いを済ませようと必死。
だけど、ある日ふっとすべてが嫌になって、投げ出したくなる瞬間が来るんですよね。
家族が居れば、そんな感情にもふたをするのですが、それにも限界があります。
「当たらないよ」「そんなお金があるんなら返済に回した方がよっぽどいい」などという声が聞こえてきそうなくらい後ろめたさを抱えながら、宝くじ売り場をウロウロ。
「ここで一発当てて、借金なんて耳をそろえて返してやるよ!」なんて、競馬やスロットなどに走る人の気持もわかるほど、切羽詰まった状態で、それでも「このお金があれば食べるものを買えるのに」と、なかなか踏ん切りが付きません。
やっとの思いで口から出たのが「連番で10枚」。
これで当たったら奇跡です。
案の定、私は300円しか当たりませんでしたけどね。
宝くじに高額当選して借金返した体験談ってあるの?
考えてみたら、「借金で首が回らなくなっていたけど、ちょうど運良く宝くじに当たって全額返せました」なんていう体験談ってありそうで無いでしょう?
今までも書いてきたように、やっぱり宝くじって、徳を積んできた欲のあまり無い人が当選するのかな?と思い始めていたんですよ。
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そしたら、やっぱりいらっしゃるんですね、借金で辛くて死のうとまで思いつめていた人が、宝くじで1,000万円当てたというのです。
こういったブログって、正直「どこまでは本当か?」と疑ってしまうのですが、その方は、実際にみずほ銀行本店まで出向いた時のエピソードと、当選金引き換えのための書類、当選者がもらう「その日から読む本」、受領書の写真までアップされているので、信ぴょう性が高いでしょう?
蛇足ですが、この「その日から読む本」という冊子は、高額当選者しかもらえないために希少性があり、なんとヤフオクでも高値で(1万円くらい)取引されているもよう。
だいたい、この本を持っている時点でお金はあるでしょうに、どういった経緯で出品されたのか?
もしかしたら、当選金をすべて使い果たした後、売りに出したのかもしれません。
実際に高額当選した人の感想は意外なものだった
そんなことはどうでも良いのですが、この当選者の感想が物凄くリアルです。
普通、借金を抱えていて宝くじに高額当選したら、「やったー!これで借金が返せる!」と喜びの気持ちしか無いと思うのですが、やはり、実際に当たったら「こんな大金を手にして良いのか?」と不安になったそうです。
それと、換金まで当選くじを無くさないで持っている、という簡単なことまで、「できるのか?」と不安になるという。
なんとなく気持ちはわかりますけどね。
で、結局は無事に借金200万円は全額返済できて、親御さんに感謝の気持ちとして少し渡し、残りは少しだけ手元に残して、後は投資に回した、ということ。
「当選するまでは、当選したら借金返して、少しは贅沢な暮らしがしたい」と思っていたのだそうですが、漠然とつきまとう不安に正直に向き合って、無駄遣いするのは止めたそうです。
銀行の方に勧められた投資信託などの地道な投資に回して、今はほぼ普段どおりの生活をしているのだとか。
考えてみたら、200万円もあった借金が一瞬で返せただけでも、ものすごいラッキーなことですものね。
それ以外は自粛するというのは、賢明なんだと思いますよ。
「自分だったらどうしたのか?」と考えたら、やっぱり最初はプチ贅沢と言うか、何かひとつでも、以前から欲しくて買えなかった高価な物を買うかな?、と。
そのうち「1,000万円もあるんだから、もうちょっと使ってもいいのでは?」となって、家族の欲しい物や車なんかまで手を出しそうな気がします。
車なんて、目立った買い物をしてしまうと、バレるのも早くなるんですけどね。
やっぱり、貧乏人が大金を持ってしまうと、そうなるのかもしれません。
無駄かもしれませんが、今から高額当選した時のシュミレーションは、しておいたほうがいいですね。