宝くじに高額当選して借金返済することばかり考えていた
「どうしたら、借金まみれの生活から抜け出せるのか?」真剣に考えれば考えるほどわからなくなり、「こうなったら宝くじに高額当選だ!」なんて他力本願な気持ちになるんですよね。
だけど、 宝くじに高額当選したいと思うだけで、とにかく億という単位のお金を持ったことが無いので想像もつきません。
何しろ、お金に困っている時には、数十円のお金を出すのにも苦労したのですから。
「億も要らないけど、100万円でもいいから宝くじに当たらないだろうか?」と毎日真剣に思っていた頃もありました。
いや、今でもそうですけどね。
散々苦労して、やっと目が冷めた部分もあるので、宝くじの話も「羨ましい」程度です。
と言いながらも、たまに買ったりはしてますけど。
国保だけでなく国民年金も滞納で30万円の請求書が!
とにかく、当時は、「国民健康保険と国民年金の滞納分だけでも当選できたらなあ」という気持ちでしたね。
多重債務時代の国民健康保険料滞納については書きましたが、国民年金については書いていなかったですが、これも結構厳しい取り立て(みたいなもの)がありました。
国民年金も、支払わないと督促状が来て、そのまま放置しておくと、何十万もの請求書が送られてきます。
多重債務時代は、本当に常にお金が足りない状態でしたから、国民健康保険料ですら払えず。
そんな中、国民年金が支払えるはずもないですよね。
将来の年金のことを考えると非常に不安でしたが・・・
ただ、国民年金の場合は、世帯所得が少なければ「全額免除」や「半額免除」などの措置がとられますので、早めに申請書を出しておいた方がいいですよ。
多重債務で、「今月はどこから借りよう?」「こうこれ以上審査の甘い消費者金融なんてないんじゃないか」「明日の支払いはどうしよう?」なんていうことばかり考えている時に、国民年金はおざなりになってしまいがちなのですが。
私の場合も後回しにしていた結果、約30万円の未払い通知書が送られてきてあせったことがあります。
お金の工面をするために出かけていて、どこもダメでお金が借りられず、打ちひしがれて帰ってきたら、分厚い請求書が届いていたのです。
スポンサードリンク
年金事務所職員が自宅に訪ねてくることも
中を見ると、数字がびっしり書かれていました。
数字を見るだけで、めまいがするくらいでしたが、なんとか最後まで見終わると・・・
そこには、当時の月収の2ヶ月分もの金額が記載されていたのです。
よく、その場で倒れなかったと思うくらいの立ちくらみに襲われたのは、言うまでもありません。
その後、職員の方が自宅に訪ねて来られて、「すぐには払えない」旨を、汗をかきながらとくとくと説明したのを覚えています。
それでも、当時の収入が非常に少なかったのが幸いして、その後年金事務所に行って、申請書を書いただけで、全額免除になりました。
まあ、結局年をとってからの年金受取額が少なくなるわけなので、これまた「自業自得」ですし、喜んではいられないことなのですよね。
しかも、「全額免除にはなかなかならないですよ。」なんて職員の方に言われていたので、その規定以下の収入だったということで、凹む部分も大きいです。
本当に、多重債務に陥ると、何もかもが連鎖反応のように崩れてしまうんですよね。
それでも、早くに気が付けば、早くやり直すことが出来ます。
私も、まだまだ再生の途中ですが、なんとか前に進んで、今では、国民年金も国民健康保険料も人並みに支払えるようになりましたから。