債務整理を考えるまでになってしまった方にはおすすめできませんが、多重債務を自覚するようになっても、やはり「その日のうちに現金が必要な時」はやってきます。
「もう、これ以上お金を借りてしまったら返せない」ということはわかっていても、「明日までに電気代を振り込まないと電気を止められてしまう」とか。
また、自営業の場合、すでに運営資金は借りられなくなってしまい、消費者金融に頼るしか無い状態で、「明日までに入金しないと、お客様に多大な迷惑をかけてしまう」なんていうことも。
そんな時には、「無人契約機で申し込めば、その場でカードを発行してもらえる」ということが頭に浮かぶのです。
今は、消費者金融全盛の頃に比べれば、かなり数は減っていますが、繁華街では必ずと言っていいほど見かけます。
多重債務ともなれば、すでに数社からの借り入れがあると思うので、今まで借りたことの無いところを選ぶのですが・・・
「すぐにお金が必要」となると、ついふらふらっと無人契約機に引き込まれるように入ってしまう、なんていうことが考えられますが、これは止めたほうが良いです。
私も、お金が無くて切羽詰まっていた時に、「確かあそこに◯◯ムの無人契約機があったはず」と車を走らせてすぐに向かいました。
一応、身分証明になるものや収入証明書は持っていったのですが、一からの審査となると、相当待たされます。
なんだかんだで、小一時間待たされたでしょうか?
多分、他社借り入れ件数が多かったのと、自営業ということで、審査が難航したのでしょう。
あの狭い空間で、「もしかしたら借りられないかもしれない」という不安を抱えながら、長時間待つのは、精神衛生上辛いものでした。
机の上には、「パチスロで負けて借金しに来ました」なんて落書きがあって、「あー、この人も待たされたんだな」と思ったり。
まあ、こんなところに落書きするなんて、サイテーなんですけどね。
こんな時には、スマホやパソコンで、あらかじめ申し込みを済ませてから、無人契約機に行く方が良いです。
できれば、スマホのアプリで本人確認書類の送信などすべての作業を済ませておいて、審査に通ってから行くのがスムーズです。
そうすれば、カード発行のみなので、すぐにその場でお金を下ろすことかができますし、契約機内にATMが無い場合でも、コンビニなどでその日のうちに現金を手にすることができますから。
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ただ、他社借り入れ件数が多かったり、キャッシングの審査に受かるか受からないか微妙な場合は、「無人契約機に行ってください」と言われることも。
この場合、無人契約機のカメラで実際に行われる会話と挙動不審なところは無いか?をチェックされるのだと思うのですが、ネットでの申込内容の確認くらいで済むので、そう心配することは無いです。
「わざわざ契約機にまで行って、審査に落とされたら嫌だなー」と思いますが、そもそもダメな場合は、即却下されますので。
私もそうなのですが、「なんとなく、ネットで審査を受けるより、無人契約機に直接行った方が審査に受かりやすいのでは?」と思ってしまいがちです。
だけど、審査基準は変わらないですし、「結局はネットで申し込んだ方が早い」ということに。
多重債務になってまで、自動契約機のお世話になるのはどうかと思うのですが、「どうしてもすぐにお金が必要」となった時には、上手に利用すれば良いのかな?と思います。
もちろん、返す当てがある場合にのみ使える方法ですけどね。
追記:「消費者金融の無人契約機での申し込みの流れ」という記事を見つけました。
●無人契約機利用の流れ
1.無人契約機のタッチパネルで属性情報を入力
氏名、年齢、住所、電話番号、住居形態、勤続年数、勤務先、勤続年数、年収、他社からの借入件数・金額などの属性情報を入力します。
この場合、過去に金融事故を起こしているにもかかわらず、審査に通るためにわざと名前を間違えたとしても、金融機関は類似検索で虚偽の申告を見抜くことができるので、虚偽の申告はしない方が良いでしょう。
また、勤務先の電話番号を間違えると在籍確認ができず、審査に通らない可能性がありますので、自分の属性を間違えずに申告してください。
2.本人確認書類の読み取り
属性の入力が終わりましたら、本人確認のために本人確認書類を読み込んでください。
ちなみに、本人確認に使用できる書類は以下の通りです。
運転免許証
パスポート
健康保険証
住民票
住民基本台帳カード
ただし、ほとんどのキャッシングでは、運転免許証で十分です。
また、金融機関によっては、運転免許証をお持ちでない場合、パスポートと住民票などの2種類の本人確認書類の提出を求められる場合があります。(マイナンバーカードならOK)
3.審査について
必要な情報を入力し、必要な本人確認書類を提出すると、審査が行われます。
審査では、申込者の住所の確認、他社からの借入件数・金額の確認、金融事故の有無などの信用情報の確認が行われます。
また、入社の確認のために電話連絡を行います。
申込情報に不備があった場合は、審査の際にオペレーターから質問をさせていただきます。
4.カード発行・融資
審査が正常に終了すると、その場でキャッシングカードが発行されます。
実は、無人契約機でも見られている。
無人契約機なら誰にも見られずにキャッシングの申し込みができると思うかもしれませんが、実は無人契約機でも誰かに見られているんですよね?
それは、金融機関のオペレーターです。
また、無人契約機の周辺にはカメラが設置されていて、キャッシング申込者を逐一監視しています。
そして、ここからが重要なのですが、申込者の態度があまりにも悪ければ(挙動不審など)、オペレーターに不信感を抱かれ、審査で不利になる可能性があるのです。